2024年スケートボード世界ランキング、鈴木一之芯選手が栄冠に輝く

2024年スケートボード世界ランキング発表

フリースタイルスケートボードの世界最大の団体である「世界フリースタイルスケートボード協会（WFSA）」が2024年のランキングを発表し、日本からの期待の若手スケーター、鈴木一之芯選手がプロ部門で見事に世界一となりました。彼は中学3年生、わずか15歳ですが、その才能をもってこの偉業を達成しました。さらに大阪府出身の長尾一慧選手も3位にランキングされ、日本選手が表彰台を独占する結果となりました。

WFSAによるランキングはシンプルで明確です。選手が参加する大会の規模や数に基づいてポイントが与えられます。特に国際大会で高い成績を残すことで、大きくポイントが加算されます。鈴木選手は、昨年の6月にドイツで行われた国際大会で2位を獲得するなど、数々の大会で安定した成績を収めました。

鈴木選手は「昨年度プロに昇格し、すばらしい選手たちとの厳しい戦いの中で優勝を果たすことができなかったので、世界ランキング1位の知らせを聞いたときは本当に信じられない気持ちでした。今年の世界大会では必ず優勝を目指して頑張りたい」と笑顔で抱負を語りました。彼の無限の可能性と向上心は、プロスケーターとしてのキャリアのスタートにおいて、素晴らしい道を切り開いていくことでしょう。

一方、長尾選手もまた見逃せない存在です。彼は高さとスピードを兼ね備えたスケーターで、世界で唯一の900Shovitという大技に挑むことが特徴です。長尾選手はわずか2ポイント差で3位に入ったこともあり、将来への期待が高まります。フリースタイルカテゴリーのスケートボードは層が厚く、他国の選手たちも励みになりますが、特に日本の未来が楽しみです。

鈴木選手と長尾選手はともに「Moonshine Skateboards」に所属し、世界のトッププロスケーターたちと同じ舞台で戦っています。また、2024年のプロランキングでは、日本のリリス・アーカソン選手（スウェーデン）やカーメン・イオニタ選手（ルーマニア）、さらには2018-19年の女子1位、土田ミレイ選手（日本）も同じくMoonshineのライダーです。

知名度の高いMoonshineブランドのスケートボードは、横浜市にある「スケートショップGEKKO」で展示販売されています。このショップは日本地区の総代理店であり、訪れることで最新のスケートボードモデルを直接手に取って見ることができます。興味がある方はぜひ立ち寄ってみてください。