しまむらグループが環境保護を支援する取り組み
2023年4月9日、株式会社しまむらが自社の環境活動「しまエコ」に基づく新たな取り組みをスタートさせました。この日は、ファッションセンターしまむら、子供用品バースデイ、雑貨&ファッションシャンブルの3つの事業で、サステナブル商品を販売開始。また、全国400店舗で衣料品の回収を実施し、環境への配慮が求められる現代において、責任ある企業としての役割を果たしています。
「しまエコ」とは何か?
「しまエコ」はしまむらグループが実施する環境に関連する取り組みの総称です。この活動は、ごみの削減や資源の再利用、環境を意識した商品作りを目指しており、持続可能な社会の実現に向けた一歩となります。特に、環境にを象徴する「循環」の概念を取り込んだロゴマークからも、その思いが強く表現されています。
具体的な取り組み内容
しまエコの取り組みにはいくつかの重要な要素が含まれています。
1.
完全循環型リサイクル
回収したハンガーやビニールをリサイクルし、再利用することで、持続可能な循環を実現しています。
2.
サステナブル商品の開発・販売
オーガニックコットンやリサイクル繊維など、環境に優しい素材を使用した商品の開発に努めています。
3.
商品廃棄ゼロ
売り切ることを基本としているため、余剰在庫の廃棄処分は行っていません。
4.
サプライチェーンの環境配慮
サプライヤーと連携して、環境にやさしいサプライチェーンの構築も進めています。
新たに販売されるサステナブル商品
4月9日からは、いくつかの具体的なサステナブル商品が販売される予定です。
環境に配慮したリサイクルポリエステルを使用したインナーシャツ。吸水速乾機能と抗菌防臭の特性を兼ね備え、快適さと環境配慮を両立しています。
タオルケットやバスタオル、さらにはベビー服もオーガニックコットンを100%使用。エコテックスの認証も取得しており、安全性も保証されています。
- - SEASON REASON×サステナブルコットン
環境負荷を軽減した綿花を用いたファッションアイテムもラインナップ。
衣料品回収の取り組み
さらに、4月9日から27日までは、しまむらグループの400店舗で衣料品の回収が行われます。回収対象は衣料品全般(他社製品も可)ですが、下着や靴下など特定の品目は対象外となります。お客様から回収した衣料品は、リサイクルされ新たな商品に生まれ変わる予定です。この取り組みは、「商品廃棄ゼロ」をさらに強化し、お客様の不用品を無駄にせず、サステナブルな社会を実現するためのものです。
今後の展望
しまむらでは、持続可能なファッション産業への移行を更に加速させるため、株式会社カイタックファミリーとの「MUDAZERO」プロジェクトも展開中です。回収した衣料品を素材として再生し、新たな商品として販売する循環型リサイクルシステムを構築。
「しまエコ」を通じて、ファッション業界における新たな価値を創造し、環境に配慮する意義の重要性を伝えていきます。今後もその活動に注目が集まります。
詳しい情報は、
しまむらの公式ウェブサイトで確認できます。