商業不動産向け新サービス「テナントラボ」の登場
Venture Lab.株式会社は、新たに商業不動産向けのVertical SaaSシステム「テナントラボ」をリリースしました。このサービスは、空きテナントと出店希望業者を効率的に結びつけることを目的としています。
「テナントラボ」サービスの特色
この新しいシステムでは、空床区画を持つ企業が自由に情報を掲載することができ、出店希望業者は「エリア」「出店業種」「地図」など多様な手段で物件を検索できます。これにより、ディベロッパーや小売店はインバウンド営業を拡大し、出店業者とのつながりを深めることが可能になります。反対に、出店を希望する業者は、様々な企業の物件情報を一元的に把握できるため、選択肢の幅が広がります。
このように、テナント募集から商談管理までを一括で行うことができるため、業務の効率化が図られ、最終的には収益向上へと導くことが期待されています。
背景と目的
Venture Labは、過去に約9,000日の催事紹介を行い、400社以上のディベロッパーや小売店と取引を結んできた実績があります。しかし、コロナ禍の影響で多くの企業がテナント事業から撤退する事態が相次ぎ、空きテナントの問題が顕在化しました。また、少子高齢化や都市集中化といった社会的課題が影響を及ぼす中、少しでも企業の収益向上を支援するために新しいSaaSシステムの開発が求められました。特に、ディベロッパーや小売業者からの撤退相談が増えたことにより、双方のニーズを満たすサービスの必要性が高まりました。
今後の展開
「テナントラボ」の構想はコロナ禍に始まりましたが、5年間の開発期間を経てリリースに至りました。今後は、アフターコロナのテナントリーシング活性化を見据え、出店業者のニーズにより即したシステム改良に着手する予定です。特に、「アナログからのシステム化を進めたい」「テナント誘致に時間が取れない」「新しい業種を探している」といったディベロッパーの抱える問題を解決することが目指されています。
出店業者にとっても、効率的に物件を見つけ、店舗を構えるための情報が手に入るチャンスが広がります。
今後の展望
企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する新サービスを軸に、Venture Lab.は新たな価値を市場に提供し続けていきます。商業不動産の業界を活性化させるための努力を惜しまず、さらなる発展を目指します。
出展のお知らせ
なお、当社は「SCビジネスフェア2025」に出展予定です。
- - 会場:パシフィコ横浜
- - ブース番号:D3-2
- - 日程:2025年1月22日(水)~24日(金)
Venture Lab.の今後の成長にご期待ください。