絵文字でつながる新しい未来!エモジケーションの実現
関西大学の万博部である「エモプロ」チームが、国内外で注目を浴びている新しいコミュニケーション手法「エモジケーション」を発表しました。この取り組みは、株式会社セガ フェイブと連携し、言語や文化の差を越えて、人々の交流を促進することを目指しています。
エモジケーションの背景と目的
「エモプロ」チームは、2023年5月に発足し、様々なイベントで言語の壁の問題に対処するための活動を行ってきました。特に、2025年に開催される大阪・関西万博を前に、万博に訪れる多くの国の人々との円滑なコミュニケーションを実現するために、日本発祥の絵文字を用いた「エモジケーション」を開発しました。
エモジケーションの実践
具体的には、「エモジケーション」は絵文字だけを用いた会話を可能にします。絵文字を通じて、相手との思いや感情を柔らかく表現でき、言葉の違いを気にせずにコミュニケーションを楽しむことが可能となります。今後、この「エモジケーション」をより広めるため、関大主催のイベントや学校内外でのワークショップを通じて実証実験を行います。
企画内容
最近発表された関大万博Weeksでは、以下のようなエモジケーションを利用した企画が予定されています。
- - 高槻ミューズキャンパス祭:学生と地域住民が一緒に交流するワークショップを6月22日に開催。
- - 関大万博フェスタ:6月30日から7月6日にかけて、万博についての理解を深めるイベントを実施し、絵文字を使った交流企画も行います。
セガ フェイブとの連携
「エモプロ」チームは、セガ フェイブとの連携により、株式会社が2024年12月に発売予定の絵文字通信デバイス『emojam』の開発も進めています。この装置により、ユーザーは絵文字だけでメッセージを送り合う新しい形のコミュニケーションを体験できます。
また、セガ フェイブは、この取組を通じて、SNS上でも「エモジケーション」に関する情報を発信し、交流の場を広げていくことを目指しています。
今後の展望
「エモプロ」は今後、絵文字の研究を深め、頻出絵文字や誤解を生じやすい絵文字についての調査も行う予定です。これにより、より多くの人々が正しく理解しやすい絵文字を共同開発し、交流の円滑化を図ります。
当地の文化や国際交流に貢献するためにも、これらの取り組みが期待されています。
学生の声
関大万博部の小高悠暉さんは、「エモジケーションを通じて言語の壁を超えた交流が進むことで、より多くの友達を作れることを楽しみにしています」と語っています。言葉が通じない相手とも、絵文字を通じて心をつなぎ合うことができる未来が待っています。
今回の「エモジケーション」プロジェクトは、絵文字を活用することで、国際交流の新たな風を吹き込むことでしょう。これからの関大の取り組みにも、ぜひ注目してみてください。