摂南大学の光合成建築が「ミラノサローネ」に公式出展
摂南大学の理工学部に所属する川上比奈子教授と松尾康光教授、そして瀬溝人生助教が開発した「光合成建築」が、2026年4月21日から26日までイタリアで開催される国際家具見本市「ミラノサローネ」に招待され、公式に出展することが決まりました。この展示では、廃棄された野菜や木の葉を利用した光バイオ燃料電池技術を使ったエネルギー創出と美しいデザインの融合を提案します。
光合成建築とは?
光合成建築は、建築物がエネルギーを生み出すだけでなく、植物のように酸素を放出するという新たな建築の考え方を示しています。窓や壁、屋根などの構造が光バイオ燃料電池に変わり、自然環境に調和した美しい空間を作り出します。これにより、建物自体がエネルギーを生成しつつ、環境への負荷を軽減します。
この取り組みは、2017年から川上教授と松尾教授の専門分野が融合した結果として始まり、公的機関や企業と連携しながら進捗しています。過去には大阪・関西万博でも展示され、広く注目を浴びました。
ミラノサローネの魅力
ミラノサローネは、毎年4月にイタリアのミラノ近郊で開催される世界最大の国際家具見本市です。イベントの会場であるフィエラミラノは、総敷地面積が40万㎡を超え、20万㎡以上の展示スペースを持つ巨大な施設です。ここでは世界中から集まった約180カ国の約30万人が訪れ、デザインのトレンドが発表されます。特に、未来の暮らしに関するイベント「サローネサテリテ」では、厳しい審査を通過した若手デザイナーや学術作品が展示されるなど、新進気鋭のデザインが注目されます。
摂南大学は、美術系の大学や学部が大半を占める大学参加の中で、数少ない総合大学として出展することになります。その中でも、光合成建築の研究が国際的に認められたことを背景に、主催者からの公式出展の誘いを受けるという選出の栄誉を得ています。
出展情報
光合成建築の展示はメイン会場のフィエラミラノで行われ、光合成テーブルや光合成スクリーンが展示される予定です。参加メンバーには、川上教授、松尾教授、瀬溝助教に加えて、大学院理工学研究科の学生10名も加わります。
基本情報
- - 開催日時:2026年4月21日(火)〜26日(日)10:00〜18:00
- - 場所:フィエラミラノ
この機会に、摂南大学が提案する持続可能な未来のための美しいデザインにぜひご注目ください。