箕面で子どもの学びを深める連続プログラムのお知らせ
認定NPO法人コクレオの森が主催する「学び場コーディネーター Manabee プログラム 2025」が、箕面で始まります。このプログラムは、教育や子育てに関わる皆さんが参加できる連続講座で、プログラムの開始日は2025年7月26日。最終日は12月13日まで続きます。
プログラムの目的
このプログラムの中で重要になるのは、子どもが主体的に学ぶ力を引き出すための「4つのエッセンス」です。これには、自己肯定感、自己決定、対話、ESD(持続可能な開発のための教育)、さらには参画が含まれます。参加者はこれらを体験的に学びながら、子どもたちが自ら学ぶ環境をどのように築いていくかを考えていきます。
箕面こどもの森学園は、20年以上にわたり「子どもが学びの主人公」として、その実践を通して対話に基づく学びを重ねてきました。今回のプログラムでは、教育現場における不登校や無気力などの課題にも焦点を当て、自己肯定感や主体性を育む実践的なアプローチが求められます。
プログラム構成
プログラムは、前半部と後半部に分かれています。
- - 前半: 講座や合宿を通じての「インプットと体感」を重視。
- - 後半: 参加者自身の手で、子ども向けの学習プログラムを企画・実施する「アウトプットと実践」へとつなげます。
なお、全国から参加できるオンラインコースも用意されており、身体的な距離に関係なく学びの輪を広げることができます。
参加方法
開催場所は、箕面市小野原西にあるコクレオの森です。阪急北千里駅から徒歩20分とアクセスも良好です。定員は全日程参加の方が15名、単発参加の方が各回5名、オンライン参加の方が各回10名ですので、早めの申し込みをお勧めします。
参加対象者は、教職員、子育て中の保護者、不登校支援やフリースクール関係者など、幅広い方々が対象です。
参加者の声
参加者から寄せられた感想を一部ご紹介します。学生からは、「初めは緊張したが、みんなが対等に接してくれて安心した」という声もありました。教員の方からは、「子ども中心の教育プログラムを体験でき、大変貴重な経験ができた」という言葉がありました。また、精神保健分野の看護師の方も参加し、教育分野における「自分で考え、自分で選ぶ学び」の重要性を実感されたようです。
コクレオの森の理念
コクレオの森が目指しているのは、「与えられる教育」から「自ら学ぶ教育」へと移行すること。子どもたちが対話を通じて学び合い、主体的に活動できる力を育て、その成長を支えていきます。このプログラムに参加することで、教育現場での新しい枠組みや考え方を学ぶ機会を得ることができます。
興味のある方はぜひ、詳細や申し込み情報を公式ウェブサイトで確認してください。新しい学びの形を一緒に探求してみましょう。