子どもたちの生命のつながりを学ぶ「モルモットのおうちづくり」授業開催
和歌山県田辺市にあるうつほの杜学園小学校で、アドベンチャーワールドとのコラボレーションによる「モルモットがしあわせに暮らせるおうちづくり」という授業が行われます。この取り組みは、子どもたちが探究を通じて「生命のつながり」について学び、モルモットの幸福を考える機会を提供します。授業は2025年7月9日の午後に実施される予定です。
授業の背景
うつほの杜学園小学校は、自然環境を活用した探究型教育を推進しています。学校のモットー「いっしょに学ぼう、創ろう、冒険しよう」に基づき、子どもたちは自らの考えを形にする力を育むことができます。その一環として、本授業が企画されました。
この授業では、子どもたちがモルモットにとって理想的なおうちを設計し、実際に制作します。アドベンチャーワールドが提供するリソースやモルモットの生態を取り入れながら、命の大切さや暮らしの知恵に触れることができます。
授業の流れ
授業の内容は多岐にわたります。まずはモルモットの飼育スタッフによる自己紹介から始まり、実際にモルモットと触れ合う体験が行われます。その後、児童たちが事前に考案したモルモットのおうちに、どのようにモルモットが過ごすのかを観察します。この過程で観察した結果をもとに、児童たちとスタッフが協力しておうちを改善していくのです。最後には、再度モルモットの様子を観察し、変化を確認する活動も予定されています。このようにして、子どもたちは命の尊さや、他者との協力の重要性について深く学ぶことができます。
うつほの杜学園の特徴
うつほの杜学園小学校は、今年春に開校した新しい私立の学校です。自然に囲まれた環境で、地域や世界とつながる教育を展開しています。また、国際バカロレアのPYP候補校として、国際的な教育プログラムに基づいた学びを提供しています。アドベンチャーワールドも同校の理念に賛同し、連携協定を締結したことで、様々なワークショップを通じて教育の支援を行ってきました。
授業の意義
「モルモットがしあわせに暮らせるおうちづくり」は、単なる授業ではなく、子どもたちにとっての学びの冒険です。モルモットを通じて、生命の大切さや、仲間と協力して何かを成し遂げる喜びを感じることができます。未来を担う子どもたちが、命あるものとのつながりを理解し、豊かな感性を育める場となることでしょう。
このようなプログラムを通じて、地域と連携しながら新しい形の教育を創造していくことが、今後ますます重要になっていくと考えられます。というわけで、次世代を担う子どもたちの成長を惜しみない支援と愛情をもって見守りたいものです。