ストラタシスの新技術
2026-04-16 11:17:25

ストラタシスが新たなPolyJet J850 Coreと素材を発表し製造業を革新

ストラタシスが切り開くアディティブ製造の新時代



最近、ストラタシスが発表した新しい3Dプリンター「PolyJet J850 Core」とその付随するソフトウェア、材料は、製造業界においてアディティブ製造を加速させる重要なテクノロジーとして注目されています。これにより、製造業者は迅速にコンセプトモデルから実際の生産部品へと移行することが可能になり、これまで以上に効率的な生産システムを実現します。

アディティブ製造の進化


ストラタシスの新機能は、コストを削減しつつ、スピードと性能を大幅に向上させることを目指しています。チーフ・ビジネス・ユニット・オフィサーのリッチ・ギャリティ氏は、「製造業者はアディティブ製造の新たな応用を模索しており、私たちのイノベーションはその実現に向けた鍵となる」と述べています。これにより、治工具の迅速なデザイン、生産システムの精度向上が期待されます。

J850 Coreの特長


「J850 Core」は、PolyJet技術を用いた3Dプリンターとして、特にエンジニアリングチームに向けて設計されています。低コストでありながらも、フルカラー機能を安価に提供することができるため、実用的な価格帯で性能、信頼性、スピードを提供することが可能です。具体的には、筐体や治工具、機能部品の製造に適しており、多様な材料に対応しています。このプリンターにより、エンジニアは迅速なプロトタイピングが行えるだけでなく、一貫性のある再現性の高い結果を得ることができます。

医療分野への対応


ストラタシスはまた、新たに生体適合性材料「P3 MED Silicone 25A」を発表しました。この材料は、補聴器やCPAPマスクなど、医療機器のスケーラブルな生産に対応しています。具体的には、ISO 10993規格に準拠し、耐久性や耐薬品性を兼ね備えた本物のシリコーンとして、アディティブ製造を医療分野における実用的かつ効率的なオプションとしています。

ストラタシスの特長は、医療機器の個別化や少量生産においても高精度な部品を迅速に提供できる点です。エレズ・ベン・ズヴィ氏は、「患者一人ひとりに合わせた医療機器の生産が可能になり、医療現場での新たな可能性が広がる」と期待を寄せています。

ソフトウェアの革新


ストラタシスは、製造プロセスをさらに加速させるために、ソフトウェアパートナーのtrinckle社と協力し「Additive App Suite」を開発しました。この新アプリケーションは、従来の手法よりも迅速かつ簡便にエンジニアリングのワークフローを最適化し、産業用3Dプリンティングを広範囲にわたってサポートします。各アプリがGrabCAD Printに統合されており、設計から生産までのプロセスがシームレスにつながるため、製造業者にとって非常に便利です。

コスト効率の追求


さらに、Evonik社の技術を採用した「SAF PA12」は、産業用生産においてコスト効率の高いソリューションを提供します。この材料は、強度や寸法精度が高く、信頼性のある部品の製造をサポートしながらも、運用コストを削減します。これにより、製造業者は競争力のある価格でアディティブ製造の導入を拡大することが可能になります。

まとめ


ストラタシスの新技術は、製造業や医療の現場においてアディティブ製造を革新するものとして注目されています。今後の進展が期待される3Dプリンティング技術として、業界全体に変革をもたらすことが予想されます。RAPID + TCTカンファレンスでは、これらの新たなソリューションを体感できるデモも予定されているため、参加者はその革新の兆しを直接見ることができるでしょう。


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