デザイン経営パートナー認定講座がいよいよスタート
日本初の「デザイン経営パートナー」認定講座が、大阪デザインセンターにて第2期を迎えることが決まりました。少子高齢化やデジタル化が進む現代のビジネス環境では、企業は迅速に適応し、成長を続けることが求められています。そこで重要になってくるのが「デザイン経営」です。この手法を理解し、実践するための専門家となる機会が提供されます。
デザイン経営とは
デザイン経営は、人間中心のアプローチでビジネスの課題を解決するための考え方です。経営者が持つ「経営力」を高めるためには、新たな考え方に基づいたアプローチが欠かせません。デザイン経営では、ユーザーのニーズを探へ出し、従来のやり方にとらわれない柔軟な解決策を提案する力を養うことが目的です。経済産業省の調査によると、この考え方は徐々に広まっているものの、特に中小企業がこの手法を自ら実践するのは容易ではありません。
講座の背景と目的
大阪デザインセンターは、中小企業支援の専門家として「デザイン経営パートナー」の認定講座を開催することで、この課題を解決しようとしています。第2期は2025年11月30日からスタートし、受講者にはデザイン経営のスキルを養成するための様々なカリキュラムが用意されています。受講は全38コマ、リアル開催で行われます。また、受講料の早期申し込みには10%の割引もあります。
9月には無料ガイダンスも実施され、受講を考えている方は事前に情報を得るチャンスです。受講希望者はぜひこの機会を活用してみてください。
デザイン経営パートナーになるメリット
デザイン経営パートナーとなることで、以下のようなメリットがあります:
- - 大阪デザインセンターの企業支援のパートナーとしての活躍が可能
- - デザイン経営に関する専門知識やスキルを明確に証明でき、他との差別化が実現
- - 最新のトレンドや成功事例に触れ、貴重な情報を得られる
- - 実践知を高めるためのコミュニティ活動への参加やアフターフォローが受けられる
大阪デザインセンターの役割
大阪デザインセンターは1960年に設立され、日本初の公設デザインセンターです。デザイン業界の進化とともに、ビジネスモデルや体験にまでその支援範囲を広げています。地域の中小企業が抱える課題に対して、伴走型の支援を提供し、多くの企業の成長を支える役割を担っています。
特に「REENAL×ODC」プロジェクトを通じて、経営専門家とデザイナーの連携による伴走支援を行っており、「デザイン経営パートナー」はこのプロジェクトでも重要な役割を果たします。
まとめ
デザイン経営の重要性が増す中、その実践支援を行う「デザイン経営パートナー」が求められています。大阪デザインセンターが提供するこの認定講座は、地域中小企業の活性化に寄与するパートナーを育成することを目指しています。デザイン経営に関する専門知識とスキルを身につけ、地域貢献を実現するための第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。