Tシャツ選びの実態調査が示した傾向とは
オリジナルウェア製造の株式会社プラスワンインターナショナルは、「Tシャツの購入」に関する調査を実施しました。本調査は、Tシャツを年に1枚以上購入する1,029人を対象に、購入時の意識や重視するポイントを探るものです。調査は2025年4月の短期間で行われました。
Tシャツは定番アイテム
Tシャツは、ファッションアイテムとして定番で、多くの人々に好まれています。調査結果からは、約52.9%の人が年に2〜3枚、Tシャツを購入していることが明らかになりました。これに対して、4〜5枚購入する人は21.6%、1枚購入する人は9.9%と続きます。実際には、日常的に着用される商品ですが、その購入数は意外と控えめであることが見て取れます。
購入価格とその背景
続いて、Tシャツの平均価格も調査しました。最も多かった回答は、1,000円〜2,000円未満(33.5%)で、次に2,000円〜3,000円未満(25.7%)、3,000円〜4,000円未満(13.9%)という結果に。これは、多くの人が価格を重視しており、コストパフォーマンスを求めていることを示しています。
無地 vs デザイン入り
Tシャツのデザイン面でも興味深い結果が得られました。「購入するTシャツのスタイルは、無地とデザイン入りのどちらですか?」という質問には、47.4%が無地を選ぶという結果が出ました。無地のTシャツは、様々な場面で活用できるため、多くの人に親しまれています。また、デザイン入りのTシャツの人気も健在で、着る場面によって選ばれています。
購入場所は実店舗が多数
消費者はどこでTシャツを購入することが多いのでしょうか。「購入場所」についての質問では、実店舗が54.5%と過半数を占め、店頭で直接商品を確認できる方法が好まれていることが浮き彫りとなりました。実際に触れて、色やサイズ感を確認するプロセスは、多くの人にとって重要な要素であることがわかります。
用途は普段着が86%!
Tシャツの用途について尋ねたところ、86.5%の人が「普段着」と回答し、次に34.4%が「部屋着」、23.1%が「仕事用」であることが示されました。Tシャツは日常的なファッションアイテムとしての役割が強いことがわかります。
情報源の重視
購入の際、どの情報を参考にするかについては、59.1%が「店内のディスプレイや商品説明」を最も重視し、次いで「一般的なECサイトの商品説明」が19.2%、ブランドの公式サイトが17.4%という結果になりました。実店舗での情報提供が重視されている一方、オンラインでも情報を得る傾向が見て取れます。
重視するポイント
Tシャツの選び方において、最も重視されているポイントについても調査しています。「色」が67.2%で最も多く、次に「価格(66.3%)」「デザイン(65.3%)」が続きます。デザインや着心地が重要視されていることから、消費者は見た目だけでなく機能性や品質も求めていることが示されています。
ブランドは気にしない?
「お気に入りのTシャツのブランドは?」との質問には、38.7%の人が「ブランドは気にしていない」と回答しましたが、『UNIQLO(37.5%)』や『GU(16.6%)』など身近なブランドの人気も見受けられます。手に入りやすい価格帯とデザインの両面で優れていることが、支持の理由と考えられます。
購入のきっかけはセール
購入のきっかけについては、36.6%が「セール・キャンペーン」を選んでおり、次いで「トレンドや旬なデザイン(30.0%)」や「日本製(17.9%)」が挙げられました。この結果から、セールや特価の機会が購入を後押しする大きな要素であることがわかります。
自分でデザイン
最後に、自分でデザインしたTシャツを作りたいと思うかという質問には、約25%が「はい」と回答。これは、個性的なTシャツを求めるニーズと、参加型のモノづくりへの興味が高まっていることを示しています。
まとめ
今回の調査から、Tシャツは定番でありながらも、選ぶ際には価格やデザイン、品質のバランスが重要であることが分かりました。特に実店舗での確認が多く、消費者の意識が明確に反映されています。また、セールをきっかけに購入する傾向からも、経済的な視点が重要視されていることが伺えます。さらに、自分でカスタマイズしたいというニーズも高まっており、今後のTシャツ市場には新しい動きが期待できそうです。
オリジナルTシャツの製作を手がける株式会社プラスワンインターナショナルは、さまざまなニーズに応える商品を展開しており、今後も個人や法人向けの製品展開を強化していく考えです。