近畿大学附属湯浅農場が手がける「近大マンゴー」は、2025年8月2日(土)から阪神百貨店の阪神梅田本店にて販売が開始されます。これに先駆けて、7月25日(金)からはe-ショップオークワ本店でのオンライン販売も実施されます。
近大マンゴーは、1987年から農学部の学生と教職員が共同で栽培を進めてきた、関西を代表する国産マンゴーです。その甘味と滑らかな口触りから、近年は特に人気が高まっています。34年にわたる販売の歴史を持つこの果実は、和歌山県、奈良県、大阪府のスイーツにも多彩に利用されています。
農学部から派遣された約100名の学生が、実習として近大マンゴーの栽培に関わっている事実も魅力的です。たとえば、果実が地面に落ちないようにネットを張るなどの管理作業や、収穫・出荷の体験を通じて、実学教育を実践的に行っています。出荷のタイミングについては、国産マンゴーが市場に出回る6月・7月を避け、温室の加温設計を工夫することで品質を維持したまま7月下旬から8月にかけて出荷されるよう調整されています。
販売される近大マンゴーの価格は、阪神百貨店で1玉5,400円(税込)からとなっており、サイズや等級による変動があります。問い合わせは、もぎたて果実MIZUNOまで。
今後のスイーツ提供に関して 8月上旬からは、和歌山、大阪、奈良の飲食店で近大マンゴーを使ったスイーツが続々と登場します。例えば、観音山フルーツガーデンでは「研究期間38年の近大マンゴーパフェ」が販売され、toco*towaDELIでは「近大マンゴーづくしのアフタヌーンティー2025」が提供されます。加えて、Patisserie anneでは「近大マンゴーのタルト」が、和歌山マリーナシティホテルカテリーナでは「近大マンゴーのプレミアムショートケーキ」や「プレミアムタルト」が楽しめます。
これらのスイーツは、どれも味や見た目にこだわった逸品ばかりです。数量限定の商品も多いため、早めの予約や購入をお勧めします。
また、近畿大学水産研究所でも近大マンゴーの販売が実施され、1,200円(税込)で手に入るチャンスがあります。今年も各地での販売とスイーツの提供が楽しみですね。
近大マンゴーの生産に関わる人々の努力が実を結び、また新たなフルーツの季節がやってきます。是非、関西でのみしか味わえないこの特別なマンゴーをお試しください。各店舗の詳細情報などは、公式サイトや当該店舗までの問い合わせで確認できます。関西の夏を、近大マンゴーと共に楽しみましょう。