新たな健康意識を提案する「クックデリ栄養Wonder2025春」
2025年3月12日、クックデリ株式会社は「クックデリ栄養Wonder2025春」を開催しました。このイベントは高齢者向けの調理済み冷凍食品を提供している同社が、女性の健康をテーマにセミナーと特製ランチを展開するものです。
女性の健康週間に合わせた特別イベント
本イベントは国際女性デー(3月8日)および女性の健康週間(3月1日~8日)に合わせて実施されました。テーマは「Women's Well-being ~意外と知らない女性の病気~」で、特に女性に多い「骨粗鬆症」と「乳がん」に焦点を当てた内容となっています。
このセミナーでは、乳がんが日本人女性に最も多く見られるがんであることを紹介。近年の調査では、日本人女性の約8人に1人が罹患するリスクがあるとされ、温故知新といった意味でも、参加者がしっかりと聴いていました。
栄養セミナーでの学び
セミナーでは、乳がんのリスクを高める食習慣や生活習慣についての情報も提供されました。特に注意すべき食品として、たばこ、アルコール飲料、そして加工肉が挙げられ、これらは発がん性がある食品に分類されます。また、最近の研究結果では、ホットドッグを1個食べることで健康寿命が36分短くなるというデータが発表され、参加者たちの表情が一段と真剣に変わりました。
さらに、日本人女性の座りっぱなしの生活が乳がんリスクを高めることも説明されました。日本人の平均座位時間が約7時間で、この時間が長くなると乳がんの発症リスクが36%上昇するというデータが示され、定期的に身体を動かすことの重要性が強調されました。
春の食材を活かしたランチビュッフェ
そして、会場では春の食材を取り入れたランチビュッフェも楽しめました。旬のはまぐり、桜鯛、ホタルイカ、セリ、菜花など、栄養を意識したメニューが提供され、参加者は美味しさを堪能しながら健康について学ぶ貴重な時間を過ごしました。
このようにクックデリ株式会社が行った「クックデリ栄養Wonder2025春」は、ただの食事提供を超えたサポーティブなイベントでした。次回も、社員の健康を支える取り組みを進めていく予定です。
栄養ケア・ステーションの役割
クックデリの「栄養ケア・ステーション」は、管理栄養士がテーマを設けてセミナーを定期的に開催し、社員の健康意識を高めています。この活動は、全国の管理栄養士が地域で栄養指導を行う姿勢と重なり、参加者は毎回新たな知識を得ています。
クックデリの使命
クックデリは、高齢者施設向けの調理済み食材を提供し、高齢者の健康維持にも貢献しています。日本の高齢化社会の中で、安全・安心で栄養バランスの良い食事を届けることによって、食を通じた笑顔や喜びを提供し、未来の食文化を創造していきます。
クックデリの取り組みを通して、女性と高齢者を支える健康文化の推進を見守っていきたいですね。