大阪・関西万博を振り返る音声ガイド
株式会社on the tripが、一般社団法人関西イノベーションセンター(MUIC Kansai)と協力してリリースした音声ガイド「推しグッズをみつけよう!〜白井さんが紹介する万博〜」。このガイドは、1970年に開催された日本万国博覧会(EXPO’70)を振り返りつつ、2025年の大阪・関西万博に向けた新たな楽しみ方を提供します。
音声ガイドの概要
本音声ガイドは、日本語と英語の両方に対応し、2025年3月26日から3月31日まで丸ビル1F マルキューブビルで開催されるイベント「MUFG“推しパビ”プロジェクト for EXPO2025」の中で体験できます。このイベントは「EXPO’70展示コーナー」に連動しており、万博の雰囲気を感じられる貴重な機会です。
ガイドを通じて、万博時代に実際に存在したグッズを収集した白井達郎氏の貴重なコレクションを通じて、1970年の万博の魅力を再発見できます。
EXPO’70の歴史
1970年、大阪で開催されたEXPO’70は、「人類の進歩と調和」をテーマに、100を超えるパビリオンが出展されました。この時代、まだインターネットもスマートフォンも存在せず、未来を夢見る人々にとって、万博はその象徴でした。音声ガイドを通じて、参加者は万博の革新性や挑戦を目の当たりにし、1970年代がどれほど夢に満ちていたかを再確認できます。
白井さんのコレクション
白井達郎さんは、自宅にウルグアイ館を移設するほどの万博コレクターです。彼は「当時の万博グッズは非常に多様で自由な発想で作られていた」と語ります。例えば、企業が万博に関連した商品を自由に企画することができたため、ユニークなデザインのグッズが多数生まれました。リサイクルショップを巡る中で新たな発見に出会う楽しみも、彼の万博コレクターとしての魅力の一つです。
おすすめの推しグッズ
音声ガイドでは、白井さんが厳選した6つの「推しグッズ」を紹介します。これらのグッズを目にしながら、当時の人々が抱いた未来への希望を想像する旅ができるのです。白井さんは1万点以上の万博グッズを集めてきた経験から、そのコレクションの見どころや選りすぐりの逸品についても語ってくれます。
デジタル化による新たな観光体験
株式会社on the tripは、オーディオガイド制作を通じて、観光地の魅力をデジタルの力で再発見させようとしています。施設や自治体と連携し、無料で多言語の音声ガイドを提供する取り組みを行っており、観光体験がより深く、豊かになることを目指しています。これにより、文化財の魅力を訪れる人々に伝えることができるのです。
この音声ガイドは、大阪・関西万博に向けて、新しい視点で万博を楽しむための大きなヒントにもなります。「推しグッズをみつけよう!」を通して、未来の夢を再発見してみてはいかがでしょうか。