世界のおにぎり
2025-10-10 18:07:29

大阪芸術大学の「世界のおにぎり」プロジェクトが万博で食文化を発信

大阪芸術大学の「世界のおにぎり」プロジェクト



大阪・関西万博の「ORA外食パビリオン 宴」内にあるおにぎり専門店「ONIGIRI WOW!」で、毎月4種類ずつ、合計24種類の「世界のおにぎり」を提供するプロジェクトが進行中です。大阪芸術大学デザイン学科が展開するこのプロジェクトは、各国の料理を組み合わせたおにぎりを通じて、世界の食文化を発信し、これまでに10万人以上の来客を達成しました。

「わたしぼくデザイン」の取り組み


このプロジェクトは、デザイン学科のハイパープロジェクト「わたしぼくデザイン」の一環で、多様な文化や食材を融合させることで、日本のおにぎりの新たな価値を創出しています。学生たちは3年以上をかけて、世界中の料理を取り入れたオリジナルのレシピを作り出し、その成果が万博での実販売につながりました。

特に注目すべきは、カンボジアの伝統料理「ロックラック」をアレンジしたおにぎりです。このおにぎりは万博の「カンボジア・ナショナルデー」に提供され、その際には王国副首相や日本の政治家に直接説明する機会もあり、国際的な舞台での活動を経験しました。

食文化を学ぶワークショップ


さらに、2025年10月26日には「世界のおにぎり」をテーマにした親子向けワークショップがなんばパークスにて開催されます。このワークショップでは、親子が一緒におにぎりを味わいながら、食文化について学ぶことができる貴重な機会です。

共創の力で発展するアイデア


「わたしぼくデザイン」プロジェクトでは、クリエイティブなアイデアを生み出すための共創が重要視されています。学生たちのチームワークや役割分担が美味しいおにぎりの開発につながっており、デザインや食材選びにおいてもそれぞれの専門知識や情熱が活かされています。例えば、ニコニコのりや象印マホービンなどの企業との協力を通じて、実際の市場での販売を経験し、実地でのフィードバックを受けながら商品開発を行っています。

万博での成功とさらなる展望


万博開催中の「ONIGIRI WOW!」は、来場者に大好評です。おにぎりを利用した新しい文化交流の場として、参加者同士の対話も活性化しています。「世界のおにぎり」プロジェクトの成果は、単なる商品提供に留まらず、国際的な食文化の理解を深めるための橋渡しとなっています。大阪芸術大学では、今後もこの取り組みを継続し、食育や文化交流の更なる推進を目指しています。

参加学生の声


参加した学生たちは、「世界のおにぎり」に関する経験が自分たちの成長に繋がったと話しています。食文化の多様性を尊重しつつ、他国の料理を日本のソウルフードであるおにぎりにアレンジすることで、食に対する深い理解や興味が広がっているのです。今後も「世界のおにぎり」が、地域から世界へと日本の食文化をアピールしていくことでしょう。

参加方法と詳しい情報


「世界のおにぎり」ワークショップへの参加は、事前にウェブでのお申し込みが必要です。興味がある方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。アレルギー情報も記載されているので、事前確認をおすすめします。日本中の食文化が集う万博で、異文化交流と美味しさを体験しませんか?


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