トーゴの文化を体感
2025-08-20 14:00:27

大阪・関西万博のトーゴパビリオンで多様性を体感しよう

大阪・関西万博で楽しむトーゴパビリオン



西アフリカの美しい国、トーゴが大阪・関西万博に登場し、その文化や歴史を多くの来場者と分かち合っています。トーゴ共和国は、経済成長を促すための包摂政策と社会的保護政策をテーマに掲げ、国の多様性や独自の文化を紹介するパビリオンを設けています。

トーゴの文化と包摂政策の融合


トーゴパビリオンでは「見て」「触れて」「聞いて」に重点を置いて、来場者が実際に体験できるコーナーが充実しています。ここで、トーゴ出身のクリステル=ファファジ パヌさんが子どもたちと共に伝統楽器を演奏する様子は、単なる観覧を超えた深い交流を生み出しています。楽器の振り方やリズムは身振りで伝えられ、言葉の壁を越えて楽しめるこの体験は、パビリオンのテーマ「包摂政策」の重要な一部なのです。

パビリオンでの体験


トーゴパビリオンは「コモンズD館」に位置し、多様な文化を工芸品やアートを通じて表現しています。ここでは、来場者が伝統楽器を実際に触って音を奏でることができ、特に南部トーゴの楽器「アドンド」や「アシヴイ」などが展示されています。それぞれの楽器には、宗教的な儀式や祭りで用いられる特有の音楽文化が息づいています。

さらに、パビリオン内では、地域ごとの音楽文化が色鮮やかに紹介されており、来場者が体験する中で、トーゴの多様性や文化的な背景を学ぶことができます。

トーゴのナショナルデー


8月21日には「トーゴ」のナショナルデーが設けられ、様々なアーティストによるパフォーマンスが行われます。特に注目したいのは、トーゴの著名な歌手、キング・メンサの登場です。彼は伝統的なストーリーと現代的な要素を融合させた音楽で、観客に希望のメッセージを届けます。その力強いパフォーマンスは、多様性と包摂の理解をさらに深める機会となるでしょう。

加えて、トーゴの「アヴーデ」は、西アフリカの楽器と日本の打楽器を融合した新しいジャンルの音楽で、両国の文化をリズムでつなげます。「ヌナナ舞踊団」も伝統舞踊を用いて、トーゴの文化の魅力を独自に演出します。

社会的プロジェクトの紹介


トーゴでは2021年に全民対象の健康保険法が成立し、包括的な社会を目指す動きが進んでいます。パビリオン内では、こうした社会的プロジェクトについてもパネル展示が行われ、住む場所や性別に関わらず全ての人々が包摂される社会の実現に向けたトーゴの取り組みを紹介しています。

トーゴの魅力を体験しよう


大阪・関西万博のトーゴパビリオンで、文化の多様性を体感し、包摂的な社会の重要性について考えましょう。ここでは、異なるバックグラウンドを持つ人々が共に楽しみ、理解し合うための場が用意されています。本物の文化や歴史に触れて、心豊かなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。自らの体験を通じて、トーゴの魅力を知り、未来の社会がどうあるべきかを考える機会にしてほしいと思います。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

関連リンク

サードペディア百科事典: 大阪万博 トーゴ 伝統楽器

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。