結集せよ、唄声自慢!淀川三十石船舟唄全国大会
今年も高槻市が誇る伝統を受け継ぐ「淀川三十石船舟唄全国大会」の開催が迫っています。この大会は、令和7年11月23日(日曜日・祝日)に、高槻城公園芸術文化劇場 北館中ホールにて行われます。参加する唄い手たちを8月22日(金曜日)まで広く募集しています。
文化財としての「淀川三十石船舟唄」
淀川は、江戸時代の大阪と京都を結ぶ重要な水運のルートでした。当時、旅客船「淀川三十石船」では船頭が唄を歌って客を楽しませていました。この風習は厳かに受け継がれ、明治時代に開始された蒸気機関搭載の外輪船や鉄道の導入で次第に消えゆくことになりますが、唄は今でも高槻市の大塚地区に残り、地域の人々によって大切に保護されています。
この「舟唄」は、平成14年に大阪府の無形民俗文化財として認定され、その後も人々の心に根付いています。これは、大阪を代表する貴重な民謡であり、地域文化の一部です。
全国大会の魅力
1993年から続く「淀川三十石船舟唄全国大会」は、今年で33回目を迎え、民謡初心者からプロを目指す人まで、幅広い唄い手が集まる場として定着しています。優勝者には「今フェス~民謡日本一選手権~」への参加資格が与えられるため、プロの方々も注目しています。
「淀川三十石船舟唄」の魅力を広く伝える目的で開催されるこの大会は、地域の皆さんの参加を心からお待ちしています。
参加の詳細
大会の出場希望者は、以下の情報を元に申し込んでください。出場区分には一般の部(250人)、ジュニアの部(中学生以下、30人)があります。
- - 出場資格: アマチュアの方(市内・市外を問いません)
- - 出場料: 一般の部 4000円、ジュニアの部 2000円(交通費、宿泊費は自己負担)
- - 申込期間: 令和7年8月22日(金曜日)まで(郵送または持参)
- - 申込方法: 所定の申込書に記載し、大会事務局へ郵送または持参。ネットからも申し込み可能です。
申込はこちらから
イベント概要
- - 日程: 令和7年11月23日(祝日)、9時30分開演(9時開場)
- - 場所: 高槻城公園芸術文化劇場 北館中ホール
さらに詳しく
この大会へのお問い合わせは、高槻市街にぎわい部文化財課までどうぞ。
高槻市での文化的な盛り上がりを感じられるこの特別な機会。唄声自慢の方々、ぜひとも多くのご参加をお待ちしております!