伝統文化を次世代に伝える「キッズ伝統芸能体験」
2025年度の「キッズ伝統芸能体験」への参加者が募集中です。このプログラムは、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団、そして公益社団法人日本芸能実演家団体協議会(芸団協)が協力して実施するもので、今年で18回目を迎えます。これまでに約5,000人の子供たちがこの貴重な経験を通じて多くの感動を得てきました。
様々な伝統芸能を学ぶチャンス
このプログラムでは、能楽や長唄、三曲、日本舞踊といった日本の伝統芸能を、第一線で活躍する実演家から直接学ぶことができます。数ヶ月にわたる稽古を通じて、子供たちはその文化に触れ、礼儀作法を自然に身につけていきます。そして、実際の舞台で発表する機会が与えられます。国立能楽堂や浅草公会堂といった本格的な会場で、彼らが努力の成果を披露する姿は、感動を呼ぶことでしょう。
参加者募集中の詳細
応募期限は2025年8月11日(月・祝)まで。公式ウェブサイトに掲載されている申込フォームからお申し込みいただけます。なお、応募者が多数の場合には抽選が行われます。
実施情報
- - 開講式: 9月28日(日) 国立能楽堂(渋谷区)
- - 稽古期間: 2025年9月から2026年3月までの間に行われ、スタンダードプログラムおよびユースプログラムが用意されています。
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スタンダードプログラム: 小学生から高校生を対象に、能楽、三曲、日本舞踊などのコースが用意されており、合計16回の稽古とリハーサル、発表会が行われます。
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ユースプログラム: 中学生・高校生対象に、長唄や箏曲のコースがあり、こちらは12月から3月までの期間に実施され、合計10回の稽古が行われます。
参加費用
参加費は15,000円で、別途教材費や楽器、舞台衣装の購入・レンタル料が発生する場合があります。これは、未来の伝統文化を担う世代にとって価値のある経験となることでしょう。
参加者の声
昨年度の参加者からは、伝統芸能に対しての近寄りがたい印象が、同年代の仲間たちとの楽しい経験を通じて変わったという声が多く寄せられました。参加者たちは厳しい稽古を経て、達成感を得て、伝統文化への愛着を深めているようです。また、保護者からも「柔軟な感性で授業を受けることができ、人生の中での大きな財産となった」との感謝の声が届いています。
いまこそ伝統を学ぶ大チャンス
この「キッズ伝統芸能体験」は、子供たちにとって貴重な文化体験となり、心の成長を促す絶好の機会です。皆さんのご応募をお待ちしています!
詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
公式ウェブサイトはこちら
お問い合わせ
公益社団法人日本芸能実演家団体協議会 ※「キッズ伝統芸能体験」事務局 TEL: 03-5909-3060(平日11:00~17:00)