赤井英和の波乱万丈
2025-11-10 12:59:39

浪速のロッキー赤井英和が語る心の葛藤と人生の転機とは

浪速のロッキー赤井英和が語る心の葛藤と人生の転機とは



毎月第1〜3金曜日の夜9時30分から配信されるABEMAの人気バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に、元プロボクサーで俳優の赤井英和先生が登場しました。11月7日放送の回では、彼の波乱万丈な人生と特に注目される「失踪事件」の真相や、プロボクシングキャリアの裏に隠れた驚きの金銭事情について赤裸々に語られました。インターネットでの見逃し配信も可能なので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

赤井英和の輝かしいボクシングキャリア



赤井英和さんは、高校時代からボクシング界に名を馳せ、ついにはプロボクシングの道へと進みました。彼のプロデビューから12戦連続KO勝利という日本記録は、その後の多くの若手ボクサーにとって憧れの対象。この頃、彼は“赤井ブーム”と称される人気を集め、テレビに登場することもしばしばでした。しかし、その裏には驚愕の収入状況が隠されていたのです。

赤井先生は「ファイトマネーは0円。売りチケットのみが収入」と語り、この異常な金銭事情を明かしました。「テレビでの放映権や激励賞があったはずだが、実際には全く入ってこなかった」と当時の無知を悔いる言葉が印象的でした。また、彼の会長に対する疑念も語られる中で、「最初に4畳半のジムを作っていた場所に大きなビルが建った。これが一番のしくじりだった」と、思いの丈を吐露しました。

突然の失踪、その理由とは?



1983年には初の世界タイトルマッチに挑戦しましたが、残念ながら7回TKO負けを喫してしまいます。この試合が赤井先生の心に深い傷を残しました。「トレーニングをサボり、酒に溺れる日々が続いた」と彼が語るように、心のバランスを崩した結果、突然失踪する事態に発展しました。「モチベーションが上がらず、金銭的な不満もあり、全てが納得いかない状況だった」と率直な思いを明かし、自らの精神状態を理解している様子が印象的でした。

失踪後、赤井先生は後援会長による説得を受けてリングに戻ることになりますが、心の状態は悪化していて、「練習もしていなかった」と告白しました。このような背景から、前哨戦でKO負けを喫し、最終的には「急性硬膜下血腫・脳挫傷」と診断されるほどの重体に陥ります。こんなにも若くして、25歳で現役を引退することの辛さを語る赤井先生に、言葉を失う視聴者もいたことでしょう。

偶然の出会いが人生を変えた



現役引退後、赤井先生は「将来のことを考えることができず、空白の時間が続いた」と暗い心情を吐露します。しかし、そんな彼を救ったのが、浪速高校の先輩だった笑福亭鶴瓶師匠でした。鶴瓶師匠からの「お前の人生おもろいから本に書いたらどうや」という一言が、赤井先生に新たな道を切り開くきっかけを与えました。自叙伝を執筆し、これが映画化されると、彼は俳優としてデビューを果たすことになります。

その後、赤井先生は映画新人賞を多数受賞し、俳優・タレントとしての道を歩んでいきます。赤井英和先生の人生は、ボクシングから俳優へと変遷し、彼自身もまた多くの人に勇気と希望を与える存在になっていったのです。

今後の放送や見逃し配信もお楽しみにしつつ、赤井英和の波乱に満ちた人生に思いをはせてみてはいかがでしょうか?


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