庄野真代がイスタンブールで「飛んでイスタンブール」を熱唱
シンガーソングライターの庄野真代(70)が、トルコのイスタンブールにて自身の代表曲「飛んでイスタンブール」を歌唱しました。この公演は、ANA(全日本空輸)の新規航路として就航した東京(羽田)=イスタンブール便の記念イベントとして行われました。彼女にとって今回のイスタンブール訪問は9回目であり、2013年以来のこととなります。
「飛んでイスタンブール」は、1978年にリリースされ、当時の日本における海外旅行ブームに乗じて、多くの人に親しまれました。この楽曲は、エキゾチックな雰囲気とメロディ、歌詞が印象的で、結果的に80万枚以上の大ヒットを記録しました。
庄野がイスタンブールで「飛んでイスタンブール」を歌うのは、1980年代にテレビ番組の企画で現地のミュージシャンと共演した以来、また2008年のチャリティーコンサート以来の3度目の機会です。今回は、イスタンブールのフォーシーズンズ・ホテルにおいて、日本とトルコの政府関係者、航空・旅行業界関係者など約220名が集まったレセプションでのパフォーマンスとなりました。
このイベントを振り返り、庄野は「47年間歌い続けてきて本当に良かった」と感激の想いを語り、「羽田からの直行便でイスタンブールがグッと近くなりました。文化の架け橋として、異国への夢や憧れをこれからも大切に歌いつづけていきたいと思っています」と今後の意気込みを述べました。
また、ANAイスタンブール線のプロモーション動画では、コントグループ東京03の角田晃弘が「飛んでイスタンブール」をアレンジして歌唱し、大きな話題を呼んでいます。新規就航を記念して制作されたこの動画は、イスタンブールの魅力を多くの人に伝えようとする試みの一環です。
今後も庄野真代は、彼女自身の音楽活動を通じて、文化の架け橋となる存在として、さまざまな国や地域との交流を深めていくことでしょう。これからの活動にも目が離せません。彼女の音楽が、多くの人々にインスピレーションを与えることを期待しています。
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庄野真代について
大阪出身の庄野真代は、1954年12月23日生まれのシンガー・作詞作曲家です。1976年にフォーク音楽祭を経て、日本コロムビアからデビュー。1978年には「飛んでイスタンブール」や「モンテカルロで乾杯」が大ヒット。ニューミュージックを代表するアーティストとして、多岐にわたる活動を行っています。