じろうの短編集
2026-08-05 15:34:34

シソンヌじろうの短編小説集『あの子が故郷に帰るとき』文庫化決定!

大阪エリアに響く、じろうの新たなストーリー



お笑いコンビ・シソンヌのじろうさんによる短編小説集『あの子が故郷に帰るとき』が、2026年8月5日に双葉文庫から発売されます。本作は、2018年に発表された『サムガールズ あの子が故郷に帰るとき』を改題しており、加筆修正が施されています。

じろうさんは、近年ではNHKの朝ドラ「風、薫る」やバラエティ番組「有吉の壁」での活躍が話題ですが、お笑いだけでなく作家としても彼の才能は光ります。この短編集では、彼自身の経験や感じ取ったことが、10人の「愛すべき不器用な女性たち」を通じて表現されています。

じろうさんからのメッセージ



じろうさんは自身のTwitterで、「僕も弘前から出てきて、若い頃に抱いていた謎の劣等感が、小説の女性たちに共通しているんじゃないか」と語っています。彼もかつては大阪の大学を受験するために自動改札の通り方が分からず、周囲を観察していたそうです。それだけでなく、雪国出身の彼が周りと違って目立っていたことからコンプレックスを抱いていた経験も、本作の執筆に影響を与えているのでしょう。

じろうさんの作品には、そうした自身の弱さや「ちょっとカッコ悪い」と感じる部分があってこそ、より共感が得られる内容になっています。ページをめくるたびに、読者は彼の鋭い人間観察眼と優しさに触れることができるでしょう。

絶妙なイタさや愛おしさ



本作では、10人の女性たちがそれぞれの人生を語ります。その中には初恋の甘さ、就職の不安、そして大切な人との別れが織り交ぜられており、彼女たちの心の葛藤や成長が描かれています。「こんなはずじゃなかった」と嘆く彼女たちの日々に、少しずつ彩りが加わっていく様子は、同じように生きる私たちの心に響くことでしょう。

「こんな毎日が続いているけど、少しずつ面白くなるのではないか」という希望を感じさせてくれる作品です。孤独を抱える人々のお守りとも言える本作には、くすっと笑える瞬間もあれば、思わず涙がこぼれる場面もあります。読者は、一度手に取ることで彼女たちとの繋がりを感じることでしょう。

ポッドキャストや裏話もお楽しみ



さらに、じろうさんは本作に関する裏話や故郷・青森での生活を語った公式ポッドキャストも配信中です。これを聴くことで、作品に対する理解がさらに深まります。読む前でも読んだ後でも楽しめる内容となっているので、ぜひ一度は耳を傾けてみてください。


著者紹介


じろうさんは1978年、青森県弘前市に生まれました。関西外国語大学短期大学部を卒業し、2006年にはお笑いコンビ「シソンヌ」を結成。コントでは津軽弁のおじさんや熟女など多彩なキャラクターを演じ、その多才な才能で俳優や脚本家としても活躍しています。著書には、『甘いお酒でうがい』や『シソンヌじろうの自分探し』などがあり、幅広いジャンルで作品を展開しています。

書誌情報


  • - 作品名: あの子が故郷に帰るとき
  • - 著者: じろう(シソンヌ)
  • - 仕様: 文庫192ページ
  • - 定価: 737円(税込)
  • - 発売日: 2026年8月5日
  • - 発行: 双葉社

じろうさんの新作小説集は、ただのエンターテインメントに留まらず、読む人に深い感情をもたらす一冊です。ぜひ手に取ってみてください。


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