中学生の未来を支える職業講話
2024年12月6日、大阪市内のユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオフィシャルホテル「ホテル ユニバーサル ポート」と「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ」は、大阪市立此花中学校の1年生15名を対象にキャリア教育の一環として職業講話を行いました。この取り組みは去年に続いて2回目となり、生徒たちにホテル業界で働く魅力と実際の業務内容を知ってもらう機会を提供しました。
実施の背景
ホテル ユニバーサル ポートとその姉妹ホテルは、此花区のキャリア教育施設として登録されており、学校からの依頼に基づきこの講話を実施しました。講話の目的は、生徒たちに仕事の楽しさや苦労、さらには必要な心構えを伝えることで、将来の進路を考えるきっかけを提供することです。このような取り組みを通じて、生徒たちが職業に対する理解を深め、社会での役割を見つめなおす機会を持つことを目指しています。
また、11月には職業体験も行われ、生徒たちは実際にホテルの業務を体験しました。ベッドメイキングやレストランでのシルバー磨き、大阪名物のミックスジュース作りなど、普段は経験できない仕事を通じて貴重な体験を得たとのこと。生徒たちからは、「ゲストリレーションやベッドメイキングを通じて、普段見られない真剣な仕事の姿を見せてもらえて感謝しています。」という感想が寄せられました。
講話の内容
職業講話では、3人の登壇者がそれぞれの視点からホテル業務の魅力や心構えについて語りました。まず、管理部人事総務課の支配人近藤弘康が、業務への向き合い方やホテル全体の運営の重要性について説明し、次にマーケティング課の久保尋志が、自分のアイデアが具体的な形になる楽しさを生徒たちに伝えました。最後にレストラン1課の伊藤彩花が、実際の業務に関連する話をするとともに、生徒たちが困難にぶつかったときに後押しできるような言葉を届けました。
生徒たちの反応
生徒たちも積極的にメモをとりながら話に耳を傾け、彼らの反応は非常にポジティブでした。「ホテル ユニバーサル ポートで働きたいと思うように、もっと勉強して頑張ります。」という意欲的なコメントもあり、講話によってキャリアに目を向けるきっかけとなった様子が伺えました。
今後の取り組み
ホテル ユニバーサル ポートとホテル ユニバーサル ポート ヴィータでは、今後も地域の教育機関との連携を強化し、職業体験や講話を通して子どもたちの将来について考える機会を提供し続ける方針です。彼らが自立した社会人になるための支援を行い、地域の活性化に向けた取り組みを進めていくことを約束しています。
地域を支えるサステナビリティ
また、これらのホテルは「脱炭素化」や「地域共生」といったサステナビリティにも取り組んでおり、地域との協力を通じて新たな観光資源の発掘や地域の魅力を発信することにも注力しています。
「ホテル ユニバーサル ポート」と「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ」は、単なる宿泊施設以上に、地域に根ざした教育の一翼を担い、未来を担う子どもたちに向けて貢献を続けることでしょう。