岡山大SDGsプログラム
2025-12-31 13:04:39

持続可能性を考えるオンラインプログラムが岡山大学で開催

岡山大学でSDGsを学ぶオンラインプログラム



2025年に向けた持続可能な開発目標(SDGs)をテーマにしたオンラインプログラム「Japan-ASEAN Online Program toward SDGs 2025」が、12月8日から11日の4日間にわたり開催されました。このプログラムは、岡山大学が協力し新潟大学が主催したもので、ASEAN大学ネットワーク(AUN)及び国立六大学連携コンソーシアムが共催しています。

プログラムの概要



今回のプログラムには、AUN加盟大学以及び国立六大学から合計37名の学生が参加し、持続可能性に関する課題を学びました。開講式では、AUN事務局長のThanapan Laiprakobsup氏が学生たちに祝辞を贈り、岡山大学の鈴木副学長も参加者を激励しました。このように多くの注目を集めたプログラムで、478名もの申し込みがあり、定員を大きく上回る高い関心が伺えました。

グループワークとディスカッション



プログラムの中では、佐渡自然共生科学センターの豊田教授による講義を受けた後、学生たちは小グループに分かれ、実際の課題に取り組むグループワークを行いました。各グループは、食品ロスの削減、プラスチックゴミの削減、水資源の確保、災害対策など、具体的なアクションプランを話し合いました。その中で、参加者たちは異なる文化的背景を持つ仲間と意見を交わしながら、それぞれの視点からの解決策を考える貴重な機会を持ちました。

参加者の一人、岡山大学農学部の官澤明日香さんは、「nexus analysis(ネクサス分析)」というテーマに興味を持ち、このプログラムに参加しました。彼女は「SDGsの問題は一国だけでは解決できない」という思いを強く持ち、国を越えた協力の大切さを実感したと語っています。特に、彼女のグループは食品ロスの問題について集中的に議論し、他のグループともアイデアを共有しました。

プレゼンテーションと振り返り



プログラムの最終日には各グループが成果を発表し、提案された施策が多様であることを再確認しました。閉講式では、新潟大学の坪井副学長が学生たちの積極的な態度とクリエイティブな提案に感想を述べ、彼らの挑戦を今後の活動に生かしてほしいと激励の言葉を送りました。

国際交流の重要性



AUNと国立六大学は、2013年からパートナーシップを結び、教育や研究の分野でも活発な交流を続けています。今回のプログラムもその一環で、持続可能な社会の実現を目指す取り組みとして位置づけられています。これからも、岡山大学は国際的な学術交流を推進し、学生たちに次世代のリーダーとしての資質を育てることが期待されます。

岡山大学は、SDGsに対する取り組みを評価され、政府から特別賞を受賞した実績も持っています。地域と地球の未来を考え、共に成長していくことが求められる現代にあって、今回のプログラムが参加者に多くの刺激と今後の活動のヒントを与えたことは間違いありません。学生たちが引き続きSDGsや国際交流に参加し、持続可能な社会の実現に寄与することを期待しましょう。


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