STU48とピアノの共演
2025-07-07 21:28:21

平和の音色を響かせるSTU48のコンサート in 紙屋町

広島の心をつなぐ音色



本日、広島市の紙屋町で開催された「被爆80周年記念事業 紙屋町まちかどピアノ ラッピングリニューアル記念コンサート」に、STU48が出演しました。これは、彼らが「平和文化アンバサダー」に就任してからの初公式活動となり、特別な意味を持つイベントです。

STU48の音楽とメッセージ



コンサートには、岡田あずみ、岡村梨央、久留島優果、兵頭葵、諸葛望愛の5名が出演。彼女たちは、広島という地から平和の願いを込めた演奏を披露しました。開会にあたり岡田は、「私たちの歌が平和の思いを伝えられたら嬉しいです」と挨拶。続いて岡村は、「私たちは広島で活動しているからこそ、特別なメッセージを届けることができます」と心を込めて語りました。

紙屋町まちかどピアノ



「紙屋町まちかどピアノ」は、1967年製のグランドピアノで、もともとは広島市内の純音楽茶房「ムシカ」で人々に親しまれていました。このピアノは、戦後広島の人々に希望を与えた歴史的な楽器であり、2020年に紙屋町シャレオに設置されてからは「音楽のあふれるまちづくり」の象徴として機能しています。

今回のコンサートでは、平和の象徴としてピアノのラッピングが新たに施され、広島の復興と繁栄への願いが込められています。新デザインは、かつて「75年間草木も生えない」とされていた広島が、今では美しい花と緑に囲まれた都市へと変わったことを示しています。コンサートはまさに、ただのパフォーマンスではなく、平和について考えるきっかけを提供する場となりました。

平和への願いを音楽に込めて



コンサートでは、兵頭がピアノを奏で、岡田、岡村、久留島、諸葛が歌い上げる形式で進行。特に岡村が披露した『花は誰のもの?』という曲は、平和への思いを歌ったメッセージソングとして多くの共感を呼びました。最後は、兵頭が「私たちの活動が、皆さんに平和の大切さを考えるきっかけになれば嬉しいです」と締めくくり、感動的なエンディングを迎えました。

その後、会場には広島市立基町小学校と広島なぎさ中学校・高等学校の合唱部が登場し、被爆80周年記念の楽曲『ひろしま平和の歌』を歌唱しました。この瞬間、紙屋町まちかどピアノから響く旋律は、広島の復興と平和を願う温かいメッセージとなって、会場全体に広がりました。

専門家の声



音楽が持つ力は計り知れません。広島という特有のバックグラウンドを持つSTU48が、音楽を通じて平和を伝えるその姿勢は、多くの人々に感動を与え、心に響くものでした。今後も彼女たちの活動に期待が高まります。

平和な未来を願い、音楽が持つ絆を感じさせてくれるこのようなイベントは、私たちに改めて平和の尊さを教えてくれます。


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