能登復興支援!
2025-01-28 10:26:16

能登復興支援!蒔絵の木彫り熊が新たな伝統工芸品に誕生

崇高な職人技が生む新たな伝統工芸



能登半島を襲った大地震によって、多くの伝統工芸が危機に瀕しています。その中で、新たな取り組みとして生まれたのが、北海道八雲町の木彫り熊と石川県輪島市の蒔絵技術のコラボレーションによる「輪島の蒔絵熊」です。2025年2月に函館での展示会を皮切りに、全国各地への巡回展示が計画されるこのプロジェクトは、復興支援の象徴ともなりうるものです。

輪島の蒔絵熊の誕生



八雲町の木彫り熊作家、小熊秀雄さんが手掛ける木彫り熊に、輪島市の蒔絵師、大森晴香さんが加飾を施しています。その結果、金粉や螺鈿を用いた美しい作品が生まれました。完成したこれらの作品は、函館をスタートに大阪、東京、金沢へと巡回展が行われる予定です。

小熊さんは、震災の映像を見て「何かできることはないか」と模索し、下沢杏奈さんとの出会いがきっかけでこのコラボが実現しました。大森さんは、震災による不安感を乗り越えようとする中で、この新しい試みに挑戦し、鮮やかな漆で美しく装飾されています。

展示会の概要



完成披露会


  • - 日程: 2025年2月11日
  • - 場所: はぴあ八雲(北海道二海郡八雲町本町110)
  • - 入場料: 無料
  • - イベント内容: オープニングセレモニー、津軽三味線演奏、トークセッション

特別展示


  • - 名称: 『八雲の木彫り熊、輪島の蒔絵と出会う展』
  • - 日程: 2025年2月14〜16日
  • - 場所: 航路-kohro-(北海道函館市末広町12-8)
  • - 入場料: 無料
  • - 特別体験: 15/16日は木彫り熊体験を実施(要予約)

クラウドファンディングの支援募集



現在、クラウドファンディングサイトCAMPFIREにて支援を募集中です。目標額300万円に向けて全国的な展示会の費用や制作費用を賄うための取り組みです。寄付者には手乗りサイズの蒔絵を施した木彫り熊や展示会での記名など、魅力的なリターンがあります。支援を通じて、伝統工芸の未来を共に歩みましょう。

復興と新たな価値の創造



今回のプロジェクトは、手作りの温かさや、伝統工芸の継続と発展だけでなく、地域の復興の希望をも示しています。蒔絵や木彫り熊は、ただの観賞用の工芸品ではなく、震災の経験や地域の文化を反映する重要な存在。この取り組みが地域の未来を切り拓く一助となることを期待しています。

あなたもこのプロジェクトに参加し、地域の希望の光を感じてみませんか?


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