TCT JAPAN 2025出展！3Dプリンティングの新たな可能性

TCT JAPAN 2025出展レポート

2025年1月29日から31日の間、東京ビッグサイトで開催された国内最大規模の3DプリンティングとAM技術の総合展「TCT JAPAN 2025」に、支社のある株式会社システムクリエイトが参加しました。この展示会は、3日間で42,089名もの来場者を迎え、多くの注目を集めました。

展示会のテーマ

今年の展示会は「広がる3Dプリンティングの活用」をテーマに掲げ、3Dプリンターを他の機器と組み合わせた新しいソリューションを提案しました。その中でも特に注目を浴びたのは、最新の光造形3DプリンターであるFormlabs Form 4およびForm 4Lをはじめとする製品による「型ソリューション」です。

注目のソリューション

1. Formlabs Form 4 と卓上射出成形機 Moiron M2-I

Formlabsの高精度な造形技術と卓上射出成形機Moiron M2-Iを組み合わせることで、小ロット生産やプロトタイプ作成が効率的に行えるソリューションを展示しました。Form 4で製作した高品質な型を用いることで、樹脂の特性を活かした製品の製造が可能になります。このプロセスは、新しいものづくりの可能性を大きく広げるものであり、システムクリエイトブースには多くの来場者が集まりました。

2. Formlabs Form 4L と卓上真空成形機 VAQUFORM

次に、Form 4の大規模モデルのForm 4LとVAQUFORM真空成形機を組み合わせた新しい提案も行われました。このソリューションでは、特に難しいとされる薄肉モデルの製作が容易に実現できます。Form 4Lで作成した型を用いて、真空成形機VAQUFORMで透明のスプレーボトルを製作するデモンストレーションを行いました。このように、単なる3Dプリントにとどまらず、どのように活用するかに焦点を当てることで、多くの来場者の関心を集めました。