海洋プラスチック討論
2025-08-22 13:46:00

阪神間の高校生と海洋プラスチックの未来を考える取り組み

阪神間の高校生と海洋プラスチックの未来を考える取り組み



2025年7月26日、古野電気株式会社が主催した海洋プラスチックに関する特別なイベントが行われました。この取り組みは、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)支援事業の一環として、阪神間の高校生を対象にしたものです。参加者は、海洋プラスチック問題についての講義を受け、意見交換を行う機会を得ました。

神戸や西宮を中心とする地域から集まった高校生たち。彼らは、企業の社会的責任や最新の課題解決策を学ぶ貴重な機会を体験しました。このプログラムには、大阪府や大阪大学も協力し、参加高校は5校にのぼり、総勢33名の生徒と教員が参加しました。

海洋プラスチック問題の現状



古野電気は、海に育てられた企業として、海洋プラスチック問題に取り組むことを社会的課題として認識しています。その具体的な取り組みとして、今年2月に大阪府や大阪大学と連携協定を結び、海に流出するごみの問題解決に向けた活動を始めました。

当日は、大阪湾における海洋ごみの流出状況に関する説明が大阪府から行われ、AIを使った河川からの海洋流出の評価結果も紹介されました。さらに、古野電気の研究施設では、魚群探知機を利用したプラスチックごみの探知実験が行われ、実践的な学びの場を提供しました。

高校生たちの意見交換



実験後、生徒は小グループに分かれて、それぞれが考える海洋プラスチック問題に関するテーマを設定し、意見を発表しました。彼らの発表内容は、特に海洋生分解性プラスチックの重要性や個々の意識改革の必要性など、多岐にわたりました。生徒たちは聞いた知識をもとに、様々な視点から問題を分析し、具体的な解決策を模索しました。

参加者からのアンケート結果では、「海洋プラスチック問題には多様なアプローチが必要である」、「小さな行動から始めようと思った」といった新たな気づきが得られたことが伺えました。これは、彼らの探求心や未来に対する意識を高める良い機会となったと言えるでしょう。

海を未来へつなぐ行動



古野電気は「身近な海の魅力を伝えることで、海を守りたいと思う人を増やす」との理念を掲げ、地域社会における海洋プラスチック問題解決に向けての活動を行っています。今回のイベントに参加した高校生たちも、その一翼を担うことになるかもしれません。

この取り組みを通じて、将来の担い手となる彼らがどのように海洋プラスチック問題に立ち向かっていくのか、今後も注目が集まります。古野電気は、海を未来につなげるために、さらなる活動を続けていくことを誓いました。


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