岡山大学 防災訓練
2025-10-12 22:57:01

岡山大学病院が三重大学と共に実施した防災セミナーと院内訓練の成果

災害対策の重要性を再認識した岡山大学病院の取り組み



国立大学法人岡山大学の岡山大学病院は、最近三重大学病院との連携による災害対策セミナーをWEB形式で開催しました。このセミナーでは、災害時の対応や今後の課題に関する意見交換が行われ、参加者にとって有意義な時間となりました。特に、安否確認方法やアクションカードの運用に加え、備蓄医薬品の管理方法についても具体的な知識が得られました。三重大学病院の薬剤部の皆様にも感謝の気持ちを表したいと思います。

次に、2025年9月19日には岡山大学病院内において、南海トラフ地震を想定した防災訓練が行われました。この訓練では、各部署が被害状況の確認を行い、その情報を災害対策本部へ報告する役割が訓練されました。薬剤部からは、小野澤壮平薬剤師がコントローラーとして、岩田直大主任がプレイヤーとしてそれぞれ参加しました。

薬剤部からのコメント

  • - 小野澤壮平薬剤師は、プレイヤーとして情報をまとめ、本部へ報告する過程において、災害時に求められる迅速かつ正確な情報伝達の難しさを実感しました。また、コントローラーとしての立場で自部署の防災準備の不足点を確認できたことは、大きな収穫だったと述べています。この訓練を通じて、自分たちの役割や課題を再認識することができ、災害に備える体制をさらに作る必要性を強く意識したとのことです。
  • - 岩田直大主任も同様に、薬剤部内での各部門の状況把握と本部への情報伝達を担いました。訓練中に、多くの人が集まる災害対策本部で迅速な情報共有の難しさや連携の重要性を体験し、日常から災害発生時の対応・対策を意識することの大切さを再度認識したと語っています。さらに、薬剤部内でも独自の安否報告訓練を行い、部全体での災害対策意識を高めることができたと自信を示しています。

この二つの取り組みを通じて、岡山大学病院は地域に根差した医療施設として、今後も継続的な訓練を重ね、災害時の最低限の混乱を抑える体制を築いていくことに全力を尽くす方針です。地域の皆さんにも、岡山大学の災害対策に期待を寄せていただければと願っています。

さらなる情報と連絡先

岡山大学病院の最新情報は、公式ウェブサイトで随時更新されています。防災対策に関する詳細や地域との連携についての取り組みなど、興味のある方は是非ご確認ください。


これからも岡山大学は地域と共に、持続可能で安全な未来を目指して共育共創を進めていきます。


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