関大防災Day2025
2025-10-17 12:11:08

阪神淡路大震災30年を迎えた関西大学で大規模防災訓練を開催

阪神淡路大震災から30年を迎えた関西大学の防災訓練



2025年10月23日、関西大学の7つのキャンパスで、約1万人もの学生、教職員、そして地域の住民が集いて、大規模な防災訓練『関大防災Day2025』が行われます。この訓練は、2010年から始まった取り組みで、地域の防災意識を高めることを目的としています。特に、阪神淡路大震災からちょうど30年を迎えるこの年には、過去の教訓を忘れず、地域の防災力を向上させることが求められています。

防災訓練の内容



『関大防災Day2025』では、さまざまな実践的な訓練や体験が予定されています。地震の発生を想定し、実際の授業中に地震音が流れる中で生徒たちは、安否確認の手順や避難方法をシミュレーションします。1年に一度のこの訓練は、非常事態における迅速な対応を身につける大切な機会です。

特別講演会



また、心理相談室が主催する特別講演会も開催され、災害時における心のケアについて学ぶ機会も提供されます。タイトルは『こころを守る、ちいさな備え~いつかのために、いまできること~』です。この講演では、災害による心の影響と、それを軽減するための方法についての情報が提供されます。

各種の防災イベント



防災イベントも多岐にわたります。特に目を引くのは、炊き出し訓練です。大学が備蓄している食料を利用し、参加者に配布される予定です。実際に2,000食を作り、地域の皆さんにも振る舞われます。さらに、消火器や消火栓を使った訓練、煙体験や避難器具の使用体験といった、リアルな防災体験ができるプログラムが盛り込まれています。

防災啓発ブース


企業や団体による防災啓発ブースも設置され、各種災害対策用品の紹介や、防災備蓄食の試食などが行われます。地域の皆さんが一緒に防災に関する知識を深め、意識を高める貴重な機会です。さらに、防災に関心を持つ若者たちによる活動紹介もあり、参加者同士のつながりを深める機会にもなります。

参加者と協力団体



このイベントには、吹田市危機管理室や日本赤十字社大阪府支部など、地域の防災活動に関わる協力団体も参加しており、実践的な防災訓練を通じて、地域全体での連携を重視しています。

まとめ



阪神淡路大震災から30年が経ち、地域の防災意識の重要性は一層高まっています。関西大学の『関大防災Day2025』は、有事に備えるための知識やスキルを身につける絶好の機会です。このイベントを通じて、地域コミュニティの絆や防災意識を強化し、安心・安全な社会の実現につなげていくことが期待されています。ぜひご参加ください!


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