仁徳天皇陵古墳の秘宝が堺市博物館に初登場!
堺市博物館で開催される特別企画展「堺のたからもん-金で魅せる・黒を愛でる-」は、仁徳天皇陵古墳から発見された副葬品を初めて一般公開する貴重な機会です。この展示では、古墳時代の貴重な文化遺産がどのようにして形成されたのかを理解するための手助けとなる数々の展示が行われます。
展示概要
展示の期間は、令和7年7月19日(土)から9月7日(日)まで。開館時間は午前9時30分から午後5時15分までで、入館は午後4時30分までです。月曜日が休館日ですが、7月21日、8月11日(いずれも月・祝)は開館されます。展示会場は堺市博物館展示場、堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁目に位置し、交通の便も良好です。
観覧料は一般200円、高校・大学生100円、小・中学生50円。また、堺市在住・在学の小・中学生は無料で入場でき、65歳以上の堺市在住者や障害者も証明書提示で無料となります。
企画展の見どころ
企画展は3つの章に分かれています。
第1章: 金で魅せる
古くから多くの人を魅了してきた「金」。この章では、堺に関連する金を使用した作品を通じてその魅力をご紹介します。仁徳天皇陵古墳出土の金銅装刀子や甲冑片といった貴重な歴史的遺物が並びます。
第2章: 黒を愛でる
黒は表現の幅が広い色であり、水墨画や書作品など多彩な作品でその魅力が探求されます。黒漆や黒釉といった様々な素材を用いた堺の作品も展示され、黒の深みを体感できます。
第3章: 黒と金の共演
黒と金は互いを引き立てる力があります。この章では、両者のハーモニーが生み出す作品を紹介し、視覚的にも楽しませてくれる内容となっています。
関連行事
さらに、展示会に関連する講演会やワークショップも予定されています。特に、「仁徳天皇陵古墳の新知見」と題された講演会では、仁徳天皇陵に関する専門的な話が聞ける貴重な機会です。この講演会は平成7年8月23日(土)午後2時から4時30分までで、定員は80名です。内容としては、古墳出土資料の考古学的および科学的検討や前方部の石棺に関する話が行われますので、ぜひ聴講してみてください。
参加申し込みは事前に必要で、詳細は堺市博物館の公式ウェブサイト(
堺市博物館公式サイト)をご覧ください。講演会及びワークショップ参加者は展示室内への別途観覧料が必要です。
この特別企画展は、堺の歴史と文化を深く知る絶好のチャンスです。古代の遺物を通じて堺の歴史を体験し、貴重な知識を身に付ける機会をお見逃しなく!