工藤大輝がSKY-HIと語る音楽の深み
7月11日、東京・代々木公園にて「DIVE TO THE NEW WORLD」の公開収録イベントが開催されました。この番組は、人気ラッパーのSKY-HIがナビゲーターを務め、ゲストの真髄に迫る内容が魅力です。この日のゲストは、工藤大輝(Da-iCE)であり、彼の音楽へのスタンスやキャリアの歩みについて深く掘り下げました。
開催の背景と雰囲気
代々木公園の野外ステージで日が沈む前、SKY-HIは自身の懐かしい思い出を語りながら観客の心を掴みます。「BBOY PARKの聖地、ここに来ると思い出が蘇る」と、その場の雰囲気を一層盛り上げました。
工藤大輝が登場すると、彼に向けられた質問が飛び交います。SKY-HIは、「代々木公園での思い出は?」と尋ねると、工藤は「バスケコートでよくバスケをしていた」と振り返り、観客の反応が沸きました。彼の過去の思い出がファンとの距離を一層縮めた瞬間でした。
音楽活動の変化
次の話題は工藤大輝の音楽キャリアについて。SKY-HIが具体的な質問を投げかける中、工藤は「メンタリティは変わっていないが、環境は変わった」と語ります。彼のキャリアの初期には200人規模のライブを行っていたが、8月24日に予定されている国立・代々木競技場第一体育館での追加公演について言及します。「実は、会場は1週間前に取れたもの」と、SKY-HIは驚きの声を上げ、聴衆も驚きを隠せませんでした。
音楽の時代に対する考察
後半では、音楽業界の流れについても触れました。SKY-HIがCDからストリーミングサービスへの移行について、「それを経験できたのはラッキー」だと話すと、工藤は「昔は物理的なメディアで結果を求められた」と、変化の重要性を語りました。このようなトークには、リスナーの共感も呼び起こされることでしょう。
さらに、困難をどう乗り越えてきたかの問いには、「楽曲に昇華する」という工藤の言葉が印象的です。彼は、「“バズり”を狙っていると思われがちだが、作品全体を通して楽しんでもらうことが大切」と語り、深いメッセージが込められていることを強調しました。
最後のエール
イベントの締めくくりとして、SKY-HIが工藤大輝に向けて、「一生で最後という気持ちを持って、最高のパフォーマンスをしてほしい」とエールを送り、収録は終了しました。この公開収録は7月26日(土)の放送で視聴可能です。また、J-WAVEの公式YouTubeチャンネルで動画も流れる予定なので、ぜひ注目してみてください。
視聴情報
- - 放送局: J-WAVE、FM802
- - 放送日時:
- J-WAVE: 2025年7月26日(土)23:00〜23:54
- FM802: 2025年7月27日(日)24:00〜25:00
今回のイベントは、音楽の本質に迫る貴重な体験となりました。工藤大輝とSKY-HIの会話から、音楽の楽しみ方やその奥深さを学ぶヒントが得られることでしょう。