のんが主演するABEMAオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』がついに始動
新たなテレビの形を提案するABEMAが、俳優でありアーティストののんを主演に迎えたオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』の配信を2025年9月29日より開始します。このドラマは、全8話のストーリーを通じて、主人公が絶望から立ち上がる様子を描いていくヒューマンドラマです。
物語の概要
物語の中心は、天才棋士である父、結城彰一(中村獅童)の元で育つ国見飛鳥(のん)です。彼女の幼少期は母の桂子(奥貫薫)と共に過ごし、幸せな日々でしたが、父が「勝利」への執着に囚われると、彼は家族を捨てて出て行ってしまいます。
それから23年。母も病に倒れ、飛鳥は貧困のなか日々孤独を抱えながら生きていました。やがて、将棋界で華やかに活躍する父の姿が、彼女の心に渦巻く憎しみを呼び起こします。まさに「絶望の淵」から復讐を計画する飛鳥がどう動くのか、期待が高まります。
主なキャラクターとキャスト
- - 国見飛鳥(のん): 主人公であり復讐を目指す女性棋士。
- - 結城彰一(中村獅童): 天才棋士で飛鳥の父。
- - 藤堂成悟(藤木直人): 元棋士であり飛鳥の男バディ、彼女と共に復讐計画を進める。
- - 堺礼子(倉科カナ): 藤堂の恋人。復讐の見守り役。
また、奥貫薫や森愁斗、鳴海唯などの豪華キャストが脇を固め、ドラマに深みを加えています。
プロデューサーの意図
プロデューサーの小林宙が語る通り、本作には2つのテーマがあります。一つは「女性ヒーローの描写」です。のん自身が「ここまで不幸なキャラは初めて演じた」と語るように、飛鳥は絶望の渦中に身を置きつつ、その弱さを乗り越える過程が描かれます。ドラマでは、女性が男社会でどうやって立ち向かうのかを魅力的に映し出すシナリオが重要なポイントです。
もう一つは「将棋を美しく描く」ことで、それを楽しむことで視覚的な興味を引くように工夫されているとのこと。将棋を知らない人でも楽しめる作品を目指し、棋士たちの監修も入っているため、将棋ファンにも好評を得るはずです。
第1話のあらすじ
第1話では、飛鳥が父に捨てられた過去が深く掘り下げられ、23年後の孤独な日々が描かれます。家族を顧みず成功した父への憎しみが、飛鳥に衝撃の行動を促すきっかけとなるのです。
おわりに
本作品を通じ、将棋を題材にしたダークヒーローの物語がどのように描かれるのか、視聴者として一緒にその旅を楽しむことができます。全8話が待望の配信開始を迎えますので、どうぞお見逃しなく!