声優初挑戦の若葉竜也が魅せる!VRアニメ『猫が見えたら』
ついに、日本語版が解禁されるVRアニメーション『猫が見えたら』。この作品は株式会社講談社VRラボの手によって制作され、世界中の映画祭で高い評価を受けてきました。監督は、アニメーション作家の和田淳氏です。彼は精神医療に関する重いテーマを独特な視点で表現しました。
物語の概要
『猫が見えたら』は、主人公の14歳の少年・なおきが、亡き愛猫の幻覚を見ることで入院を余儀なくされる物語です。彼は心の支えでもあった猫を手放し、孤独や絶望と向き合うことになります。そんな中でなおきの母親・みどりもまた、息子との関係に悩み、彼をどうサポートすべきか葛藤する様子が描かれています。
本作では、VRならではの視点から、観客は「猫」の視点でなおきの心の旅を体験します。このユニークなアプローチが、精神的なテーマをさらに深く感じさせるのです。
実力派の声優たち
本作の主要キャストには、声優に初挑戦する若葉竜也さんと、遊井亮子さんが登場します。まず、若葉さんが演じるなおきは、繊細な心情を抱えながらも強く生きる少年です。彼は「猫が見える」という幻覚を通じて、自己を見つめ直し、成長していきます。若葉さんはそのナイーブさと力強さを両立させた演技を見せており、視聴者に深い感動を与えます。
一方、遊井さんが演じるみどりは、シングルマザーとしての苦悩を抱えつつ、息子とどのように向き合うか模索します。彼女は精神医療に対する疑問や息子との絆の重要性をリアルに表現し、観る人々の共感を呼び起こすことでしょう。
2人のコメント
若葉さんは、「新しいことに挑戦するチームと一緒に仕事ができて嬉しい。保守的な時代に新たな戦いをしている仲間がいることが心強く感じる。」と語っています。彼の前向きな姿勢が、役柄を通じても伝わります。
また、遊井さんは、「自分には見えない猫と会話する子供を見た時、親は一体どうしたら良いのか悩む。皆さんがこの作品を通じて、何が大切かを考えてもらえれば嬉しいです。」と感想を述べています。
公開スケジュール
このVRアニメの日本語版は、2026年3月3日から8日まで福岡での『アジアデジタルアートアワード2025』で初公開されます。その後、世界配信も予定されており、SteamやMeta Storeで楽しむことができるようになります。
VRの可能性を感じさせる作品
『猫が見えたら』は、単なるエンターテイメントに留まらず、精神医療や親子関係といった深いテーマを掘り下げた感動作です。VRならではの視覚体験が、物語に新たな感覚をもたらしています。視聴者は、なおきのストーリーを通じて互いの関係や精神的な問題に触れ、考えるきっかけとなることでしょう。これからの展開にも、ぜひ注目していきたい作品です。