社会変革を目指す岡山大
2024-12-19 02:25:16

岡山大学が推進する共生型連合体が社会変革を目指す取り組み

岡山大学が共生型連合体を設立



国立大学法人岡山大学が、2024年12月に共生型連合体の第1回個別ミーティングをオンラインで開催しました。このミーティングには、岡山大学の教員をはじめ、筑波大学、大阪大学、山梨大学からの専門家も参加し、多方面での知見を持ち寄りました。

共生型連合体の目的



共生型連合体は、国家戦略特区において、大学や地域の企業、行政が協力し、社会変革に向けての具体的なアプローチをすることを目的としています。この取り組みでは、スーパーシティ戦略やデジタル田園健康特区の中で、参加大学がそれぞれの専門性を活かしながら持続可能な共生社会の実現を目指します。

ミーティングの内容



ミーティングでは、岡山大学の野上教授が林業のDX化や地域のモビリティについての現在の取り組みを報告しました。また、岡山大学病院の牧講師が、医療データを中心に据えたデータセンター構想についても言及しました。その後、参加者間で情報交換が行われ、各大学が抱える課題や先行事例についての活発な議論が展開されました。

地域課題解決に向けた連携



意見交換では,地域課題に即したDXプロジェクトの重要性が強調され、大学間の人材育成や協力の拡大のためのモデル構築についても結論が得られました。特に林業や鳥獣害対策分野におけるテクノロジーの活用や、共生型連合体の強みを活かした規制改革の必要性が論じられました。

今後の展望



ミーティングの最後には、シンクタンク機能の整備や大学発スタートアップの創出に向けた合意に達し、今後も継続的に議論しつつ具体的なプロジェクトを進めることが確認されました。この共生型連合体の取り組みは、岡山大学の長期ビジョン2050の実現を目指す重要な要素であり、全学を挙げて戦略的に実施されていく予定です。

那須学長のコメント



岡山大学の那須保友学長は、この取り組みを通じて、アカデミアからの社会変革を促進するために、地域社会との連携を深めていく必要性を強調しました。「未来の社会像を地域と共に描き、その実現にむけて協力していきたい」との意欲も語られました。今後、筑波大学、山梨大学、大阪大学とのさらなる連携を期待する声が上がっています。

このように、岡山大学は地域の未来を見据えた取り組みを続けており、共生型連合体としての活動にも期待が寄せられています。地域中核の研究大学として、様々な社会問題にアプローチしていく姿勢は、他地域にとっても今後のモデルとなることでしょう。


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