NIJINアカデミー大阪吹田校がついに開校
2025年10月2日、豊中市に新たに誕生する『NIJINアカデミー大阪吹田校』。これは、特に不登校の小中学生向けに設計された新しい教育の形です。この学校は、「街全体を教室に」というコンセプトのもと、地域や社会との繋がりを活かし、自分自身の人生をより豊かにする力を育てていきます。
不登校支援の重要性
日本では不登校の小中学生が年々増加しており、2024年には34万6482人に達する見込みです。この現状を解決するために、地域全体での教育環境の充実が求められています。そんな中、NIJINアカデミーは、安全な居場所として、オンラインとオフラインの両方で質の高い教育を提供しています。開校以来、既に500名以上が入学し、150名以上の生徒が復学を果たしているという実績も持ちます。
新しい学びの形、ハイブリッド通学
今回の大阪豊中校では、特に「ハイブリッド通学」と称される新しいシステムが導入されます。自宅からオンラインで学ぶことも可能ですが、週に1回のリアル教室での授業も組み合わせることで、生徒一人ひとりのニーズに柔軟に対応。仲間と共に学び、自分のライフスタイルを大切にしながら成長することを目指します。
教室の特徴とカリキュラム
操作的な学びを促進するために、大阪吹田校では以下の4つの柱を基にしたカリキュラムが展開されます。
1.
アントレプレナーシップ教育:生徒たちの“好き”や“得意”を活かし、実際に商品やサービスを作り出す力を育成します。
2.
食農共育:食や農業を通じて命の大切さに触れ、自然とのつながりを実感する中で学びを深めます。
3.
地域・企業との連携:地域のマルシェ出店や企業訪問を通じて、実社会とのつながりを強化します。
4.
探究学習:仲間と共に「どう在りたいのか」「どう生きたいのか」を考え、自己表現力を育てる時間を大切にします。
1日の流れも個性的
毎日が異なるプログラムで構成され、新たな体験が待っています。具体的には、10時から始まる「始まりの会」から始まり、午前のクラスでは自己探求や課題探しに取り組みます。その後は皆でランチを楽しみ、午後は実践活動や企業訪問へ。この中で、常に仲間との交流を重視したフィードバックの時間も設けており、学びの共有が行われます。
体験会の開催
入学を希望する方には体験会に参加することをお勧めします。実際の雰囲気を感じ取り、教育理念に触れる機会です。参加を希望される方は、公式サイトから体験会の申し込みを行ってください。体験会の日程や申込みフォームもウェブサイト上に用意されています。
未来を創るアカデミー
この新しい学びの場が、子どもたちの選択肢を広げ、希望をもたらすことを目指しています。学校では学べなかったことを、このNIJINアカデミーで学ぶことで、次世代を担う力強い子どもたちが育つことに期待が寄せられます。社会に出てからも適応できるような生きる力をともに育んでいく、非常に楽しみな取り組みです。今後の成長を見守りながら、ますますの発展を期待しています。