資産運用戦略の新しい形
株式会社パートナーズ(東京都港区、本社)は、賃貸管理業務において高い契約継続率と家賃値上げ成功率を実現しました。この取り組みは、従来の効率化重視の管理とは一線を画す「寄り添い型賃貸管理」に基づいており、オーナーや入居者との信頼関係を深めることで、資産価値の最大化を図っています。
信頼に基づく高い実績
2024年度の実績では、当社が管理する物件の契約継続率は驚異の99%を記録。また、96%の家賃値上げ成功率を達成しました。これは、不動産業界全体で見ても非常に高い数字です。特に、賃料改定の際には、入居者との直接的な対話を重視し、価値ベースの提案を行っています。
多くの不動産管理会社が、業務効率化やコスト削減を優先する中で、当社は人と人とのコミュニケーションを通じて、オーナーと入居者両方にとっての納得感を重視しています。その結果として、高い契約継続率と安定的な家賃収入を実現しているのです。
物価高に対する柔軟な家賃改定
物価上昇による影響を受け、賃料改定が重要課題となっている中、当社では社会情勢やコストの変動を正確に入居者に伝え、理解を深めることで、円滑な値上げを進めています。最近の調査では、値上げ額として「1,000〜2,999円」が63.6%、そして「3,000〜4,999円」が28.6%にとどまる中、当社は市場の相場を考慮しながらも、まとまった額の値上げを実現しています。月3,000円~5,000円という幅で値上げを行うことで、オーナーの収益性を確保しつつ、入居者の理解も得る努力をしています。
テクノロジーと人の力を融合
当社では、デジタル契約やチャット機能等の最新テクノロジーを積極的に取り入れ、効率的な業務運営を実現しています。これにより、単独の担当者が最大300戸までの物件を管理できる状況を作っています。また、クレーム対応などの“人の手”を要する業務においては、大切な人的リソースを配分し、個別対応を心掛けています。このように、業務の効率を追求しつつ、質の高い入居者対応を両立することが、競争優位性の一端となっています。
資産価値向上への取り組み
さらには、売却支援まで一貫して行うことで、オーナーの資産価値向上をサポートしています。家賃改定によって得た収益を再投資する提案を行い、安定した収支の維持やリスク対策にも貢献しています。当社は、交渉から管理、売却、再投資といったすべてのプロセスをサポートするワンストップサービスを提供することで、オーナーの負担を軽減し、資産運用の成功に導いています。
不動産管理への新しいアプローチ
当社の賃貸管理責任者、廣部正太郎氏は、『業務を効率化することだけでなく、入居者・オーナーとの信頼関係を築くことが不可欠です。テクノロジーを活用しつつ、人との対話を重視したサービスを提供し、資産価値の最大化を目指す『LOVE&TECHNOLOGY』の理念を実現していきます。』と語っています。
今後も、パートナーズは賃貸経営において持続可能な価値提供を続け、クライアントとの信頼関係を基にした成長を目指します。業界の変革期において、オーナーの資産運用を促進するための新たな支援体制を確立し、さらなる成長を遂げてまいります。