富山県舟橋村に新たなデジタル広報アドバイザーが就任しました

舟橋村とデジタル広報アドバイザーの就任

このたび、富山県舟橋村に新たに設置された「デジタル広報アドバイザー」に、株式会社コウズの代表取締役、浜野耕一氏が就任しました。この取り組みは、舟橋村が地域活性化のために新たな広報施策を推進する一環として行われています。

浜野耕一の役割と背景

浜野氏は、総務省が定める「地域力創造のための外部専門家」に登録されており、これまで地方自治体の支援やデジタル分野での経験を積んできました。舟橋村は、人口3,325人、全国で最も小さな村として知られ、豊かな自然環境と生活の利便性を併せ持つ地域です。子育て支援や地域の魅力向上に向けた取り組みが進められています。浜野氏はその専門知識を生かし、舟橋村の魅力を発信し、住民サービスの向上を図る役割を担います。

取り組みの概要と期待される効果

浜野氏の就任を受け、舟橋村はデジタル技術を活用した情報発信の効率化を目指しています。令和5年にはAIを活用した実証実験として、舟橋村の公式サイトに対応した「Groweb!Ai Answer」を導入し、ユーザーのニーズを的確に捉えたサイト運用を実現しました。これにより、ふるさと寄付金ページへのアクセスが増加し、寄付額も前年比で大幅に伸びたと報告されています。

委嘱式の実施

令和7年7月10日には舟橋村役場で委嘱式が行われ、浜野氏に対して委嘱状と名刺が交付されました。そこでの意見交換を通じて、今後の取り組みについてのビジョンが共有されました。舟橋村長の渡辺光氏は、浜野氏の豊富な知見や経験を活かし、舟橋村の魅力を正確に伝えられる情報発信を進めていく意向を示しました。

浜野耕一からのメッセージ

浜野氏は、舟橋村でのデジタル広報アドバイザー就任に際し、大きな責任を感じていることを表明しました。これまでの経験から、自治体のデジタル推進や住民サービスの質的向上に寄与することを目指し、「日本一小さな村」の魅力を全国へ発信していく意思を示しました。彼は、地域の特性を生かしながら、確かな価値づくりと温もりのある情報発信に全力で取り組む日々を送ることでしょう。