大和ハウス工業
2025-07-18 11:24:25

大和ハウス工業がCDPで最高評価、6年連続のサプライヤーエンゲージメント・リーダーに選定

大和ハウス工業がCDPでの最高評価を6年連続獲得



大和ハウス工業株式会社が、CDP(Carbon Disclosure Project)の「サプライヤーエンゲージメント評価」において、最高評価の「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」に選定されました。この評価は、同社が6年連続で獲得したものです。この成果は、同社が環境への取り組みを強化し続けていることを示しています。

環境長期ビジョン「Challenge ZERO 2055」



大和ハウス工業は、2055年に創業100周年を迎えるにあたり、環境負荷を“ゼロ”にすることを目指す長期ビジョン「Challenge ZERO 2055」を策定しています。これに基づき、同社はグローバルな視点でサプライチェーン全体での温室効果ガスの排出削減に取り組んでいます。特に「気候変動の緩和と適応」を重点テーマとして掲げ、バリューチェーン全体での温室効果ガス排出量を削減するための目標を設定しています。

SBT認定の取得とその意義



大和ハウス工業は2018年に国際的なイニシアチブであるSBT(Science Based Targets)から認定を受けています。この認定は、企業が科学的根拠に基づいて温室効果ガスの削減目標を設定することを促進するもので、同社は事業活動や商品使用における温室効果ガス削減の範囲を拡大することに努めています。サプライチェーンにおける減少目標も同様に拡大されており、今後の取り組みはさらなる充実が期待されています。

サプライヤーとの密な協働



当社は、サプライチェーン全体での温室効果ガス排出量削減に向けて、2018年度からサプライヤーとの協働を本格化しました。主要サプライヤーの90%以上がSBT基準に準じた削減目標を設定することを目指し、未設定の企業向けには「脱炭素ワーキンググループ」を通じた支援を行っています。また、環境に関する意見交換を図る「脱炭素ダイアログ」も定期的に実施し、情報共有と意識の醸成を促しています。

2023年には、温室効果ガスの排出削減目標を「2℃水準」から「WB2℃水準」へ引き上げ、より高い目標への挑戦を続けています。

脱炭素社会に向けた取り組み



大和ハウス工業グループは、調達、事業活動、商品・サービスの全ての段階で脱炭素社会の実現に向けた戦略を進めています。サプライヤーとの意識や行動の変革を共有し、協力して脱炭素化を加速させていく取り組みを推進しています。

CDPについて



CDPは2000年に設立された国際的な非営利団体で、世界中の企業に対し環境情報の開示と管理を促進しています。CDP評価は企業のガバナンス、目標、スコープ3の管理、バリューチェーン・エンゲージメントなどの4つの基準から進捗を評価します。評価を受けた企業の中から特に優れたサプライヤーとの連携を行っている企業が「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」として認定されます。

これからも、大和ハウス工業はサステイナブルな発展に向けた努力を続けていくでしょう。詳しい情報はこちらからご覧いただけます。


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