佐賀の無料音楽フェス「HOME」が迎える最後の章
佐賀市で行われている無料音楽フェス「HOME」は、17年の歴史に幕を下ろします。このイベントは、観覧無料という特性を持ちながら、地域の音楽文化を育むことを目的にしてきました。 フェスの発起人は、アニメ「金色のガッシュベル!!」の楽曲で知られるシンガーソングライターの千綿偉功さんです。
「HOME」の歴史と成り立ち
「HOME」は、2008年からスタートし、以来毎年佐賀市で開催されてきました。その間、集まった募金はすべて被災地復興支援などに寄付されており、全13回の開催で総額約300万円が地域へ還元されてきました。このイベントのユニークな点は、すべての観覧者が無料で参加でき、地域の人々に音楽を楽しむ機会を提供してきたことです。また、ボランティアや地域の企業からの協賛金によって運営が支えられ、多くの人々の協力によってここまで成長しました。
ファイナル公演の予定
2025年のファイナル公演は、5月31日(土)に行われ、午前11時から午後7時まで佐賀市呉服元町のプラザ656(むつごろう広場)にて開催されます。出演者には千綿偉功のほか、北村尚志、野副一喜など多彩なアーティストが名を連ねています。イベントは「株式会社ベストプロデュース」の協賛により実現し、最後の「HOME」を盛り上げるためのさらなる施策も準備されています。
クラウドファンディングで最後の盛り上がりを
「最後のHOMEをみんなで盛り上げたい!」という志を持って、新たにクラウドファンディングプロジェクトが立ち上げられました。目標金額を115%達成したこのプロジェクトでは、さらなるネクストゴールとして支援者100名を目指し、5月30日まで実施されています。支援内容には、特典としてオリジナルタオルやTシャツ、ライブ動画の視聴権、さらには発起人からの歌唱動画などが用意されています。
地元の人々の思い
多くのボランティアによって支えられてきたこのイベントは、地域に根付いた音楽文化の象徴です。そのため、ファイナル公演は「HOME」の成長を祝い、最後まで支えてくれた人々への感謝の場ともなります。皆が一つになり、最高のフィナーレを迎えられるようにと願うばかりです。
最後の「HOME」は、ただのイベントではなく、これまでの歴史を締めくくる大切な瞬間です。ぜひ愛する音楽と共に集まり、この歴史あるイベントをきっかけに新たな思い出を作りたいですね。2025年の5月31日、みんなで「HOME」のフィナーレを迎えましょう。
参加方法
詳しい情報やクラウドファンディングへのご参加方法は、公式ウェブサイト
HOME公式サイト でご確認いただけます。これまで「HOME」を支えてくれた皆さん、またこれから参加を考えている方々にとって、特別な一日になればと思います!
このイベントが、数々の思い出と共に、これからの地域の音楽文化をより一層豊かにしていくことを願っています。