クックデリ、健康経営優良法人2025への初認定を受ける
クックデリ株式会社は、2025年度の「健康経営優良法人」に中小企業法人部門で初めて選ばれたことを発表しました。東京と大阪に拠点を持つ同社は、高齢者施設向けの完全調理済み冷凍食品を提供し、食の安心と安全を追求している企業です。
健康経営への取り組み
同社は、社員一人ひとりの心身の健康を重視し、「Well-being推進室」を2024年9月に新設しました。この部門は、社員が心地よく働ける環境を整えるために様々な施策を実施しています。
具体的な施策
- - 健康診断の100%実施:全社員が毎年必ず健康診断を受けることを義務付けています。
- - インフルエンザ予防接種の全額補助:社員の健康維持のために、予防接種費用を全額負担します。
- - 禁煙外来への補助:ニコチン依存からの脱却を支援し、健康的な職場環境を推進します。
- - ウォーキングイベントの実施:社員が積極的に運動する機会を提供し、健康意識を高めます。
- - 運動関連企画への金銭補助:日常的に体を動かす習慣を促進するため、社内交流企画に対する支援を行っています。
また、社内の管理栄養士による定期研修を通じて、社員は栄養に関する知識を深め、自分の健康管理に活用します。この取り組みは、特にフレイル予防に役立ちます。さらに、全拠点で軽食を提供し、朝食を欠かさないよう配慮しています。
プレゼンティーイズムの解消
クックデリでは、プレゼンティーイズムの問題にも注目しています。これは、社員が出勤しているものの、健康上の問題でパフォーマンスを発揮できないことを指します。クックデリはこの課題を解決するために、従業員の健康に投資をし、心身ともに充実した状態で働ける環境を整えることに努めています。
ストレスフリーの職場環境を目指して
健康経営の推進は、企業の成長にも寄与します。クックデリでは、従業員が最適なパフォーマンスを発揮できるよう、心の健康にも配慮した施策を展開しており、EVP(従業員価値提案)として「クックデリで働くことで、自然と社会的、肉体的、精神的に健康になる」という理念を掲げています。これを背景に、心の栄養手当や健康診断費用の補助など、健康への投資を行っています。
クックデリのビジョン
クックデリは、高齢者施設向けに毎日約16万食の冷凍食品を提供しています。その背景には、超高齢社会における人手不足問題があります。完全調理済みの食品を提供することで、限られた人手でも質の高い食事を実現しています。安全で栄養バランスに優れた美味しい食事を通じて、高齢者の食への満足度を高め、社会貢献にも寄与していく所存です。
会社概要
- - 法人名:クックデリ株式会社
- - 所在地:大阪市西区北堀江1-6-17 シオノビル2F
- - 設立:2016年
- - 事業内容:高齢者向け食品の研究・企画・製造及び販売
- - 公式サイト:クックデリ公式サイト
以上のように、クックデリは健康経営を真剣に捉え、社員の健康と職場環境の改善に努めています。今後の成長とさらなる活動に期待が寄せられます。