新型ネットワーク接続サービスが新潟に登場
新潟県に拠点を置くITインフラ企業、グローバルネットコアが運営する「新潟データセンター」が、2025年9月1日より新しいネットワーク接続サービスを開始します。このサービスは、主要なパブリッククラウドサービスや各地のデータセンターとつなぐもので、高品質かつ高セキュリティな閉域網接続を、従来よりも低価格で利用できるのが大きな特徴です。
新たに開設されたOCX接続拠点
このサービスは、2025年8月1日に新潟データセンター内に開設されたOCX接続拠点を活用します。これにより、Amazon Web ServicesやMicrosoft Azure、Google Cloud、Oracle Cloudなど、主要なパブリッククラウドサービスとの接続が可能になりました。さらに、複数のクラウドサービスを横断して利用できるマルチクラウド接続も提供され、柔軟な対応力を持っています。
全国一律料金での接続が可能に
全国各地のOCX加入データセンターへの接続も実現し、物理的な距離に関わらず一律料金でサービスを利用できます。この仕組みは、BCP対策など様々な用途に活かせる点が魅力です。インターネットを介さない閉域網によって、高い安全性と安定性が提供され、重要なシステム基盤に適した環境を整えています。
圧倒的な低コストでの提供
特筆すべきは、従来の各種専用接続サービスに比べて、圧倒的に低価格である点です。例えば、データセンター間OCX専用接続サービスでは、1Gbpsの接続を月額150,000円(税込165,000円)で利用でき、10Gbpsでも月額350,000円(税込385,000円)で提供しています。このようなコスパの良さは、ビジネスのデジタルトランスフォーメーションをサポートする上で大変重要です。
AWS専用接続v2サービス
さらに、AWS専用接続も新たに「AWS専用接続v2サービス」として提供されます。このサービスは高い品質と安全性を兼ね備え、1Gbpsの高速通信を低コストで実現しています。従来の同等サービスと比較し、料金体系がシンプルになり、お客様にとって使いやすくなっています。さらに、接続障害リスクを回避できるDual接続プランも用意されており、安心して利用できます。
企業の挑戦と地域経済への貢献
グローバルネットコアは、地域の情報インフラの中核として、さまざまなサービスを展開しています。新潟データセンターは、ハウジングや監視運用サービス、さらにはダークファイバーを用いた広帯域イーサネットの接続など、多様なニーズに応えるサービスを提供しています。今回の新ネットワーク接続サービスの導入により、さらに強化されたネットワークハブ機能を通じて、地域経済の活性化にも貢献していく意向です。
グローバルネットコアが手掛ける新たなネットワーク接続サービスは、安全で高品質な通信環境を提供し、ビジネスの成長を支援する重要な要素となります。企業のITインフラを充実させたい方であれば、この機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。