近鉄グループホールディングス株式会社(以下、近鉄グループHD)は、ESG情報の開示支援を目的としたクラウドサービス「SmartESG」をシェルパ・アンド・カンパニー株式会社から導入することを発表しました。これは、2025年4月1日から本格的に提供を開始する予定です。
近鉄グループは、「いつも」を支え「いつも以上」を創るという経営理念を掲げ、地域社会や関係先との共創を通じて、持続可能な社会の実現と企業価値の向上に努めています。運輸、不動産、物流、流通、ホテル・レジャーなど多様な事業を展開する中で、サステナビリティの推進は重要なテーマとなっています。
新たに導入される「SmartESG」は、ESG情報を一元管理することで、社内の非財務情報の収集プロセスを確立し、業務の効率化と企業価値向上を図ります。このクラウドサービスの特徴として、データベース機能やワークフロー機能を活用し、主要ESG評価機関への対応履歴や結果をクラウドで管理することができます。この一元化により、社内で点在する情報を整理整頓し、情報の関連性を視覚的に把握することが可能です。具体的には、マトリクス機能によって多岐にわたる情報の関連性を可視化し、自社の優先課題を特定するプロセスを整備します。
また、「SmartESG」は企業のサステナビリティ活動を分析し改善するための強力なツールです。「SmartESGデータベース」によって、外部評価機関やESG開示情報を一元管理し、情報開示依頼やアンケート回答作業の標準化を進めることで、大幅な効率化を実現します。さらに、ESGデータを「SmartESGマトリクス」でマッピングし、各評価機関や開示基準に対する企業の共通点や重要な項目を明らかにします。さらに、ベンチマーク機能により、業界内での評価が高い企業の実践例を明示し、導入企業のESG評価向上を促進します。
このように、シェルパの「SmartESG」を導入することで、近鉄グループHDはESG情報の開示体制を整え、業務効率を向上させると同時に、サステナビリティ経営を一層強化していく方針です。シェルパとしても、「SmartESG」を通じて企業のサステナビリティ経営の高度化に貢献する所存です。
これからの近鉄グループHDのサステナビリティ経営から目が離せません。今後の動きに期待が高まります。
【ESG情報開示支援クラウド「SmartESG」について】
「SmartESG」は、企業内のESGデータを一元化し、分析と改善を可能にする画期的なクラウドサービスです。詳細やお問い合わせは、公式サイトをご覧ください。(https://smartesg.jp/)
【会社概要】
シェルパ・アンド・カンパニー株式会社は、ESG情報開示支援クラウド「SmartESG」の開発・提供を行っており、さらにESGメディアやコンサルティングサービスも展開しています。詳細は公式サイトをご覧ください。