中京学院大学、デジタルマーケティングで自走する力を育成!
近年、地方大学において厳しい学生募集の競争環境が広がる中、中京学院大学はシナジーマーケティング株式会社から提供された「DX BOOSTER+」プログラムに参加し、目覚ましい成果を上げました。この研修を通じて、同大学のスタッフたちは新たな視点を得て、効果的な施策を実施できるようになりました。
直面する課題
中京学院大学は、全国的な少子化や地方人口の減少という厳しい現実に直面しています。これにより従来の方法では学生の募集や大学の認知度向上が難しくなっていました。また、学内にはマーケティングに精通した専門人材が不足し、外部委託では短期間では答えは得られるものの、持続可能な成果を得るのは困難です。さらには、設置されたWeb改善チームも十分に機能しておらず、効果的な施策を打ち出すことができない状態でした。限られた人員と予算の中で、大学として“自走できる人材”の育成が急務とされていました。
導入したプログラム「DX BOOSTER+」
この課題解決のためにシナジーマーケティングが提案したのが「DX BOOSTER+」。2期に分けたカリキュラムが実施され、まず第一期では、受験生理解の重要性と大学強みの把握に取り組みました。受験生の心理を意識し、Webサイトの改善へとつなげるための知識を深めました。
現場のスタッフからは、初期の状態から受験生の心理を意識するまでに成長したとの声があがっています。これは、受験生視点を習得し、顧客視点で考える意識が浸透した結果です。
第二期ではSNSマーケティングや広告運用の実践を通じ、ターゲットへの認知獲得を目指しました。ここで着目されたのは「バズ」を狙うのではなく、実際の参加意欲につながる発信です。データに基づいたPDCAサイクルが日常業務に組み込まれ、継続的な改善が可能となりました。
驚きの成果
この2期にわたるプログラムの結果、学内チームの意識と行動が劇的に変化しました。具体的にはWebサイトのアクセス数が最大で12倍、また新しいサイトと比較して約2倍の流入数を達成し、資料請求数は約20倍に増加しました。これは、Instagram広告や受験生向けサイトの改善によるものでした。
マーケティングに関する共通言語が学内に浸透し、データをもとに議論し合う文化が生まれました。これにより、数字を見ながら意見を交わすことができ、全体の意識も大きく変化したとのことです。
まとめ
シナジーマーケティングの「DX BOOSTER+」は、中京学院大学の人材育成において大きな成功を収め、優れたデジタルマーケティング人材を育成しました。この成果は、大学だけでなく、今後のマーケティング分野にも新たなスタンダードを提供するものでしょう。また、デジタルフィールドが広がる中、他の地域の教育機関にもこのような支援が広がることが期待されます。
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