経営統合の基本合意
2025-11-13 16:07:58

モブキャストHDとレトロワグラース、経営統合へ向けた基本合意を締結

モブキャストHDとレトロワグラース、経営統合へ向けた基本合意を締結



株式会社モブキャストホールディングス(以後、モブキャストHD)とレトロワグラース株式会社(以後、LTG社)は、2025年11月13日付けで経営統合に向けた基本合意書を交わしました。この経営統合は2026年4月1日を予定しており、両社の強みを生かし、さらに拡大することを目的としています。

経営統合の狙い



この統合の背景には、LTG社の代表、柴咲コウ氏のリーダーシップと、モブキャストHDのM&Aおよび財務戦略が融合することで、さらなる成長が期待できると考えられていることがあります。LTG社は「サステナビューティープロジェクト」を中心としたD2C事業やエンターテインメントビジネスで成功を収め、連続して黒字を計上してきました。一方で、モブキャストHDは、ソーシャル・エンターテインメント及びメディア事業をコアに据え、業績の拡大を目指しています。

この二つの企業は、9年間の強い信頼関係をもとに、今後も互いの強みを生かしていく考えです。具体的には、M&A戦略を強化し、企業の収益を飛躍的に増加させる計画です。さらに、両社の経営統合により新たなビジョンを掲げ、成功を収めることを目指します。

新体制の設立



経営統合を進める上で、両社は新たな経営体制を設立することにしました。CVO(最高事業構想責任者)とCEO(最高経営責任者)の二つの役職が設けられ、柴咲コウ氏がCVOとして、藪考樹氏がCEOとしてそれぞれの役割を担います。

CVOの柴咲氏は、企業の長期ビジョンを策定し、これを実現するための戦略を立案する役割を担います。また、ステークホルダーとの関係を強化し、持続的な価値向上に寄与することも求められます。一方、CEOの藪氏は、CVOが掲げるビジョンを実現するための具体的な経営計画を立案し、財務施策やM&Aを推進する役割を果たします。

このように、両社は「理念と収益の両立」を目指し、強力な経営体制を構築することを目指しています。

今後のスケジュール



今後のスケジュールについても明示されています。2025年11月13日に基本合意書を締結し、2025年12月24日には最終合併契約書の締結を予定しています。2026年3月24日には株主総会が実施され、新体制が正式にスタートする見込みです。また、最終契約の内容については、専門機関による評価を受けて決定される予定です。

M&A戦略と新たな仲間の採用



統合後における事業加速には、M&A戦略「SIAP」が強化されることも重要なポイントです。この新たなプラットフォームは、将来的な参加を検討する企業に対し、強力なシナジーを提供することが可能です。さらに、企業のビジョンに共感し、新体制の中核を担う人材の採用も進むため、特に営業やマーケティング部門などでは多くのポジションが開設されます。

社名やブランドが変わる中で、新しい未来を一緒に創る仲間を求めています。

会社概要



モブキャストHDは、2004年に設立され、渋谷を拠点にソーシャル・エンターテインメント及びメディア事業を展開しています。また、LTG社は2016年に設立され、エンタメやコマース事業を行っている企業です。

この2社の統合が実現することで、今後のビジネス展開や社会への影響力に期待が高まります。


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