国土交通省が新たな技術開発支援を発表
令和7年1月22日、国土交通省は建設分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進やカーボンニュートラルの実現を目的とした技術開発を支援する助成制度の公募を開始しました。この制度は中小企業やスタートアップ企業、研究者に向けたもので、技術革新を促進することを狙いとしています。
SBIR建設技術研究開発助成制度とは?
SBIR(Small Business Innovation Research)制度は、政府が民間企業や大学などにおける先進的な技術開発提案を募集し、優れたプロジェクトに対して助成を行う競争的研究費制度です。この制度を通じて、建設分野の技術革新を促進するとともに、持続可能な社会づくりに貢献することを目指しています。
主要な公募テーマと応募条件
公募期間は令和7年1月22日から3月14日の17時まで。公募テーマは、最新の工法や素材を用いて建設業界の生産性向上とカーボンニュートラルの実現に寄与する技術開発です。一般タイプと中小企業・スタートアップタイプの二つの区分があり、それぞれに応募が可能です。
公募区分
助成期間:最大2年
助成額:年間1,000万円
助成期間:最大3年
助成額:
- 1年目:500万円
- 2~3年目:1,000万円
応募方法とさらなる情報
具体的な応募要領や応募様式は、最新の情報が掲載されている国土交通省の公式ウェブサイトからダウンロード可能です。特に、府省共通研究開発管理システム(e-Rad)を通じて申し込むことが求められています。
URLは
こちら
お問い合わせ
応募に関する質問や詳細情報は、国土交通省の大臣官房技術調査課まで問い合わせが可能です。
電話番号:03-5253-8111(代表)
内線:22345、22348
直通:03-5253-8125
この助成制度は、将来の建設産業における革新を加速し、技術力の向上を図る重要な機会です。関心のある方はぜひこのチャンスを逃さず、応募を検討してみてはいかがでしょうか。