フランス・ノルマンディーから九州へ!国際交流ツアー「Nomado 再開の旅」
2025年4月9日から期限の少し長い10日間、フランス・ノルマンディー地方から九州にやってくる17人の国際交流ツアー「Nomado 再開の旅」が始まります。これを手がけるのは、大阪に本社を構えるツナガル株式会社。彼らは「人生を変える出会い」を通じて、地方経済への貢献を目指しています。
コロナ禍が生んだ新たな交流
このツアーの起点は、3年前の特別なオンライン交流です。パンデミックの影響で直接の交流が難しい中、フランスの人々と日本の地方との繋がりが形成され、「会いたい人」が増えました。この経験が、今回の九州訪問を実現するきっかけとなったのです。
国際交流ツアーは、欧米でのVFR(Visiting Friends and Relatives)トレンドを受け、地方への訪日客を増やす絶好の機会と捉えられています。「Nomado再開の旅」は、観光以上の意味を持つ新たな体験として注目されています。
Nomadoプロジェクトの目的
Nomadoプロジェクトは、ツナガルが開発した独自の異文化コミュニケーションプログラムです。テクノロジーを活用しながら、国境を超えて人々が直に繋がる環境を作ることを目指しています。機会の不平等を解消し、皆が互いに感じ合える交流を促進しているのです。
2022年7月には、ノルマンディーの小中学校と大分県の教育機関、飲食店、ゲストハウスが繋がり、さまざまな交流が実現しました。実際に日田市のひかり子供園とサン・ジョセフ小学校の交流は、そのシンボルと言える出来事でした。
フランスの子供たちの思い
Nomadoを通じて日本と交流を持ったフランスの子供たちは、「いつか日本へ行きたい」という強い思いを抱くようになりました。アニメや漫画を通した日本のイメージが、身近な存在に変わりました。こうした思いが、九州を訪れることに繋がったのです。今回は、参加メンバーから11歳から73歳までの様々な年齢層の方々が日本を訪れます。
旅の詳細とプログラム
この「再開の旅」では、Nomadoプログラムで結びついた大分県の企業や教育施設を訪問し、日本人と同じ生活を体験することが中心のテーマです。特に注目なのが、4月15日の「再開の旅」のハイライト、日田市訪問です。具体的な行程は以下の通りです。
- - 4月9日: 福岡空港到着、関係デザイナーとの交流セッション
- - 4月10日: 大濠公園でピクニック
- - 4月11日: 大宰府観光
- - 4月12日: 福岡タワーやチームラボでの市内観光
- - 4月13日: 能古島エクスカーション
- - 4月14日: 東長寺や櫛田神社などの福岡市内観光
- - 4月15日: 日田市で交流グランチ会や市民とのお茶会、豆田町散策
- - 4月16日: 糸島観光
- - 4月17日: 福岡空港への帰路
この交流体験においては、地域の人々との深い繋がりが期待されています。
未来に向けた展望
このプロジェクトの最終的な目的は、物理的距離や文化の違いを超えた本物のつながりを築くことです。このような交流を積極的に進めることで、地域のリーダーがコミュニティを形成し、持続的な国際交流が生まれる可能性があります。この試みは、地域創生、訪日促進、教育と文化の交流の促進に大きく寄与すると考えられています。
ツナガルは、今後も地方の魅力を掘り起こしながら、一般的な観光とは異なる視点で地方への新たな経済貢献や機会の平等を目指していく計画です。この国際交流プロジェクトにより、地域と外国の架け橋が生まれることを期待しています。
より詳しい情報は、
ツナガル株式会社の公式ウェブサイト及び、
Nomadoプロジェクト専用ページをチェックしてください。お問い合せは、
[email protected]までご連絡ください。