HAIR'S GATEがブランド統合し、新たな未来への第一歩を踏み出す

HAIR'S GATEが新たな時代へ向けて前進

大阪に本拠を置く株式会社WAKAMATSUは、その美容室ブランド「HAIR'S GATE」と「WITH HAIR」の統合を発表しました。これにより、店舗数は30から48へと大幅に増加し、そ
れに伴う新たなブランド戦略が始まります。この取り組みは、美容師という職業の社会的地位向上を図る大きな一歩として位置付けられています。

ブランド統合の背景

これまでHAIR'S GATEは地域に密着したサービスを提供してきましたが、美容師の労働環境や給与の問題は依然として深刻です。特に、昨今のインフレや物価上昇により、美容師の収入が他産業に比べて遅れを取っている現状があります。この問題に対し、WAKAMATSUは真摯に向き合い、理美容業界の構造改革に挑む決意を固めました。

これを実現するためには、マーケティングやブランディングの強化が不可欠です。統合によって両ブランドのリソースを一つにし、より強固なブランド力を生み出すことが狙いです。この新しいアプローチにより、収益性を高め、社員に還元できる仕組みを整えることで、業界全体の待遇改善へとつなげていきます。

理美容師の「誇りある職業」化へ

WAKAMATSUが持つ信念の中には、「理美容師の社会的地位を向上させること」があります。それはただのスローガンではなく、業界の根本的な課題に真剣に取り組むための指針です。2025年4月には、「クレド（行動指針）」を策定し、社員全員が誇りを持てる職業へと導くことを目指します。このクレドは、単なる技術職ではなく、人生の節目に寄り添う「ライフスタイリスト」としての役割を強調した内容になっています。

ブランド統合は、この理想を実現するための重要なステップとなります。今後は統一されたサービス品質や教育体制を構築し、美容師が自信を持って働ける環境づくりに取り組んでいきます。

新たな取り組み

ブランドが統一された今、WAKAMATSUはさらに地域に密着したサービスの提供に焦点を当てる予定です。具体的には、広告や販促の統一、店舗運営のノウハウの全社共有、独自の教育プログラムを通じた人材育成などを行い、調和の取れた経営を目指します。また、成果に連動した新しい賃金制度の導入や、美容師のキャリアパスの多様化も重要なポイントです。

新しいロゴでスタート

ブランドの統合とともに、新たなロゴも発表されました。新ロゴは「HG」をベースに旧ロゴの愛称「ぺちゃジー」を取り入れ、「WAKAMATSU」と「WITH HAIR」の象徴である「W」を組み合わせたデザインです。これにより、過去の実績と未来への期待をつなげる形となっています。

私たちは、地域社会にとって必要不可欠な存在になることを目指し、新生HAIR'S GATEとしての視点を持ちつづけます。業界に新しい風を吹き込み、次のステージへの挑戦を続ける決意を新たにしました。

特別なオリジナルTシャツでの”おもてなし”

ブランド統合を記念し、2025年6月1日から6月7日までの期間中、全店舗のスタッフが統合記念のオリジナルTシャツを着用し、お客様を笑顔でお迎えします。このTシャツは、「新たな一歩をともに歩む」というコンセプトを反映させたデザインで、統合の象徴でもあります。これを通じて、お客様への感謝と今後の未来への決意を表現します。

お客様を第一に

「HAIR'S GATEは、ただ髪を切るだけの美容室ではありません。お客様の『こころ』にも寄り添い、笑顔が生まれる場所を目指しています」と代表の若松氏は語ります。今回のブランド統合とロゴの刷新は、そんな理想を達成するための新たな一歩です。それに込められた意味や願いが、すべての理美容師の誇りとなり、業界に新しい価値を提供できるよう邁進します。新しいHAIR'S GATEへの期待に胸を膨らませていることでしょう。