大阪ガスとGPSSが 第二弾の太陽光発電所を開発
大阪ガス株式会社とGPSSホールディングス株式会社は、再生可能エネルギーの普及が求められる中で、共同で新しい中小型の太陽光発電所を開発することに合意しました。このプロジェクトは、両社が連携して実施する第2弾となります。
プロジェクトの目的と背景
近年、再生可能エネルギーの導入が進む一方で、大型の太陽光発電所を新たに建設するための適地が減少しています。それに対応するため、大阪ガスとGPSSは2021年に中小型太陽光発電所の共同開発に関する合意書を締結し、その後も継続的に開発を進めてきました。
今回のプロジェクトでは、経済産業省が公募する「需要家主導による太陽光発電導入促進補助金」を活用し、GDsPJ2合同会社を通じて国内5か所において合計約7,000kWの発電能力を持つ太陽光発電所を開発することを目指しています。
プロジェクトの概要
発電所の建設は2025年4月から始まり、2026年2月までに順次運転を開始する予定です。具体的には以下のような内容が予定されています。
- - 出資者: 大阪ガス 50%、GPSS 50%の共同出資。
- - 発電所数: 5か所
- - 合計発電容量: 約7,000kW
- - 運転開始時期: 2026年2月までの順次運転開始。
この新しい発電所を含めると、大阪ガスとGPSSが共同開発した太陽光発電所は合計で17か所、発電能力は約23,000kWになる見込みです。
環境への貢献と今後の展望
Daigasグループは2050年のカーボンニュートラル実現に向け、2030年度までに再生可能エネルギーの普及貢献量を500万kWに拡大することを目指しています。本発電所の開発により、現在の普及貢献量は約357万kWに達します。
一方、GPSSグループもサステナブルな社会の実現に向け、太陽光や地熱、水、風、廃棄物などのサステナブルエネルギーを利用した発電事業に取り組んでいます。リソースを持つ地域との共同事業を推進し、地域社会にも貢献していきます。
今後も大阪ガスとGPSSは、再生可能エネルギーの普及と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けていく所存です。この新しい開発プロジェクトは、その第一歩となるでしょう。
参考リンク