大阪シーリング印刷とオリオンビール、サステナビリティの名刺プロジェクトを発表

環境への配慮と地域貢献が融合した名刺プロジェクト

大阪シーリング印刷株式会社（以下、OSPグループ）は、沖縄のオリオンビール株式会社と手を組んで、環境に配慮した再生紙を活用した名刺の販売を開始しました。この名刺の売上金の一部は、「さくら教室」（旧名護こども食堂）に寄付され、地域の子どもたちへの支援に活用されます。

名刺に込められた思い

OSPグループは、製品に使用する紙の原料の一部にオリオンビールの醸造過程で生じる「麦芽粕」を転用した再生紙を使用しています。この取り組みは環境負荷を軽減するだけでなく、地域社会への貢献にもつながっています。名刺を通じて、サステナブルな経営を実践し、SDGs（持続可能な開発目標）への取り組みを広めていく狙いがあります。これにより、ただのビジネスではなく、企業としての社会的責任を果たす活動が実現されているのです。

OSPグループの環境への取り組み

泡立つビールの裏に潜む麦芽粕は、不要なものと見なされがちですが、OSPグループはそれを有効活用する新たなプロジェクトを展開しています。OSPグループは、印刷業界において持続可能なプロセスを推進しており、CO2排出削減や環境配慮型製品の開発を強化しています。さらに、シール・ラベルの使用済み剥離紙に関する資源循環を促進するために、一般社団法人ラベル循環協会「J-ECOL」を設立し、業界全体で環境負荷を軽減した取り組みを進めています。

オリオンビールの社会貢献

オリオンビールも地元沖縄と社会全体の持続的な発展に注力しています。彼らの活動は「自然との共生」「地域社会の発展」など、さまざまな側面から成り立っています。今回の名刺プロジェクトは、廃棄物や残渣の有効活用に結びついており、地域社会に対する貢献を重んじる姿勢が反映されています。

SDGsへの取り組み

OSPグループは、事業活動を通じて環境・社会・経済の調和を図り、持続可能な社会の実現を目指す「サステナブル経営」を施行しています。社会貢献の側面においては、特に「子どもたちの教育支援」というテーマに取り組んでいます。さくら教室への寄付はその一環であり、名刺の販売を通じて地域への温かい支援を行っています。

名刺はただの印刷物ではなく、それが持つメッセージは深い意味を持つものです。このプロジェクトを通じて、企業同士の協力が地域や社会に対してどれほどのインパクトを与えることができるか、今後の展開が楽しみです。環境意識の高い皆さんにも、ぜひこの名刺を手に取っていただきたいです。