物流改善で最優秀賞
2025-07-17 11:49:47

ミスミグループが全日本物流改善事例大会で最優秀賞を受賞

ミスミグループ本社が全日本物流改善事例大会で栄誉を獲得



株式会社ミスミグループ本社は、2025年5月13日と14日に開催された全日本物流改善事例大会において、「最優秀物流改善賞(物流業務部門)」を授与されました。この賞は、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が選定し、物流分野における革新や改善の推進を評価するものです。

最優秀物流改善賞とは


全日本物流改善事例大会は、日本の物流業界の生産性を向上させることを目的に、多くの優れた取り組みを共有し合う場です。今年は特に注目される42件の改善事例が発表され、その中からミスミの取り組みが特に評価されました。

ミスミの取り組みと効果


ミスミは、デジタルピッキングカート(DPC)の導入を通じて、物流現場の効率性を大幅に向上させることに成功しました。特に労働力不足や賃金上昇という課題に直面する中で、従来の労働集約モデルからの脱却を図る必要がありました。デジタルピッキングカートを活用したことで、ピッキング作業におけるボトルネックを解消し、作業の自動化を実現しています。

この取り組みにより、作業生産性は21%向上し、サービスの品質も42%改善されました。また、人員も44名削減の効果があり、デジタル化による業務の効率化が進んでいます。これらの成果は、ミスミが目指す物流デジタルトランスフォーメーション(DX)のロードマップにおいても重要な指標となります。

JILS評価委員からの高評価


今回の受賞に対する選考委員からの評価も高く、ミスミの持続的な改善活動は、業務全体のシステムと人の進化を促進しています。物流業界においてこのような事例は、他の企業にとっても非常に参考になるものであり、今後のトレンドを示唆するものとなっています。

今後の展望


ミスミグループは、物流分野でのイノベーションを通じて、IA(インダストリアル・オートメーション)産業のお客様に対し、グローバルな時間価値を提供し続けることを目指しています。これによって生産性の向上に貢献し、さらに多様なニーズに応えるためのサービスの向上を進めていく所存です。

ミスミの事業モデル


ミスミは、32.3万社以上のグローバルな顧客を持ち、機械部品や工具、消耗品を提供しています。製造業と商社の役割を融合させた独自のビジネスモデルによって、製品の迅速な供給が可能となっています。顧客の利便性を追求する姿勢が、業界における競争力を支えています。

この受賞は、ミスミにとっての新たなスタート地点であり、物流業界全体に革新をもたらす瞬間となるでしょう。今後の取り組みにも注目です。


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