大阪での都市養蜂体験
2023年12月7日、医療法人医誠会が運営する医療複合施設「i-Mall」の「ヘルシーカフェさくらテラス」にて、辻調理師専門学校の学生たちが特別な体験をしました。この日、学生たちは都市養蜂の魅力を学ぶため、医誠会国際総合病院の屋上にある養蜂場を見学しました。授業の一環で実施されたこのプログラムでは、学生たちが実際にハチミツの採取を行い、都市環境における養蜂の実践を深く理解しました。
養蜂場での実践的な学び
見学がスタートすると、養蜂担当者が学生たちを案内。まず説明を受けながら巣箱を観察し、ミツバチの生態や巣箱の構造について学びました。特に学生たちは、ミツバチの働きぶりとその重要性に驚きを隠せなかった様子。撮影タイムでは、思い出に残るひとときを過ごし、養蜂の新たな一面を自らの目で確認しました。
その後、待ちに待った採蜜体験が行われました。学生たちは蜜蓋を開け、遠心分離機を使って新鮮なハチミツを取り出す工程を実践。多くの学生たちが、「はちみつの味がこんなに異なるとは思わなかった」と感激の声を上げました。実際に手にしたハチミツの純粋な味わいは、その時期の花から守られた貴重な結果を象徴していました。
都市養蜂の意義
都市養蜂は、最近特に注目を集めている活動です。環境保護や地産地消の観点からも、多くの人々が興味を持つようになっています。医誠会国際総合病院での養蜂活動は、地域に根ざした環境づくりや教育の一環としても位置付けられています。この取り組みは、医療法人医誠会が目指すSDGs(持続可能な開発目標)を追求する重要な一歩です。
学生たちは、実際に採蜜を体験することで都市環境でも高品質な蜂蜜が収穫できることを学び、そのプロセスの重要性を理解しました。参加した学生の一人は、「養蜂はただの趣味だと思っていたが、実際に体験してみると社会にとって重要な役割を果たしていることがわかった」と話しています。このように、養蜂は地域の環境意識を高める活動でもあります。
未来を見据えて
3年目を迎えた医誠会の都市養蜂プロジェクトは、社会からも多くの関心を集めています。地域の人々や学生への教育プログラムとして、養蜂のノウハウを共有する機会も増えています。これからも都市養蜂は環境問題への関与を高めるだけでなく、地域社会とのつながりを深める貴重な活動として続いていくでしょう。このような取り組みが広がることで、持続可能な社会の実現に寄与することが期待されます。
医療法人医誠会が運営するこのプロジェクトは、今後ますます注目されること間違いなしです。都市環境での養蜂を皆さんも体験してみてはいかがでしょうか。